結果を出すために意識するのは、武器の使いどころだ。

「自分の良さを伸ばして、余裕を持ったなかで、それを出したい。自分はドリブルとかスピードに乗ったプレーが特長だけど、“キツキツ”でプレーすることが多い。余裕を持って、相手をいなす感じのプレーをしていきたい」

 ギリギリですり抜けて入っていたシュートは、J1では止められてしまうかもしれない。人一倍負けず嫌いな熱い気持ちと、無理が利く身体能力があるがゆえに、制御しきれなければ怪我や退場でプレー時間を失うリスクもある。「考えすぎてもダメだけど」と、今はキャンプでトライしながら、そのさじ加減を調整しているところだ。

 思い切りの良い突破からのシュートは大きな魅力。でも、今年は駆け引きしながら持ち味を出す、少し大人の“みとちゃん”に注目だ。

取材・文●野本桂子(フリーライター)

【布陣図】2023年シーズン J1全18クラブのポジション別最新序列