ヘンリー王子とメーガン妃、BFTAのティーパーティーに招待されず?「核爆弾を作動させるようなもの」
現地時間1月14日(土)に毎年恒例の英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)のティーパーティーがロサンゼルスで開催された。会場となったフォーシーズンズホテルのレッドカーペットには今年のアワードシーズンを盛り上げるケイト・ブランシェットやミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ブレンダン・フレイザーを初め多くのセレブが出席した。
このパーティーにヘンリー王子とメーガン妃が招かれる予定だったという証言が浮上している。BAFTAのコンサルタントだという人物が新聞「サン」に語った。「当初アメリカにいる BAFTAのPRアドバイザーは2人を招きたいと考えていた」。Netflixのドキュメンタリー作品「ハリー&メーガン」でマスコミを賑わす2人を招待しBAFTAを宣伝することに乗り気だったという。
これに反対したのがBAFTAのイギリスチーム。コンサルタント曰く「BAFTAは2人を招待することがひどい案だと判断した。PRとしても悲惨な結果になると考えたのだろう」。王子が回顧録やインタビューでロイヤルファミリーや王室を非難しているのはご存知の通り。ウィリアム皇太子のことを「宿敵」とまで言っている。妃もドキュメンタリー「ハリー&メーガン」で王室を批判している。コンサルタント曰く「BAFTAのアメリカチームは王子の”宿敵”である皇太子がBAFTAの会長であることを思い出した。王子夫妻をレッドカーペットに招くのは核爆弾を作動させるようなもの。絶対にうまくいかない」。
BAFTAのスポークスパーソンはこの報道を否定。「王子と妃は招待者の候補にも上がっていなかった」と同紙にコメントしている。イギリス映画界は王子と妃にクールな態度を取っているようだけれど、アメリカ映画界は王子と妃に色々な意味で熱い視線を送っている。ティーパーティーの翌日に開催されたクリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)の授賞式では冒頭のモノローグでヘンリー王子が冗談のネタにされるという一幕もあった。これから本格化するアワードシーズン。レッドカーペットはともかくジョークの中に王子と妃が登場する可能性は高そう。