アル・ナスルに加入したFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

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21年にユナイテッドに電撃復帰も翌年11月に退団

 昨年イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドを退団したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、サウジアラビア1部アル・ナスルへの加入が決まった。

 これまで何度も話題に挙がったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの比較論に、1つの結論が出たようだ。

 母国ポルトガル1部スポルティングでキャリアをスタートさせたロナウドは、2003年から09年までユナイテッドに在籍し数々の功績を残してきた。その後スペイン1部レアル・マドリード、イタリア1部ユベントスと欧州強豪を渡り歩くと、21年にユナイテッドに電撃復帰した。

 しかしユナイテッドを指揮するエリック・テン・ハフ監督について、「リスペクトをしていない」と発言するなど、クラブに対する批判的な言動を連発。現地時間2022年11月22日に双方合意の下で契約解除となり、フリーの立場に。同年12月31日に、噂されていたアル・ナスルへの加入が発表されている。

 ロナウドは度々、“神の子”と称されるメッシとの比較が話題となる。そんななか英メディア「スポーツ・バイブル」は、ユナイテッドのユースチームに質問している動画を取り上げ、「明確な勝者が判明」と伝えている。

 記事によれば、メッシとロナウドの“比較論”をユースチーム選手や監督に尋ね際、監督と6人の選手は「7対0」でメッシに軍配が上がったという。「元マンUの選手を選んだ選手やスタッフは1人もいなかった」とし「彼の伝説がどのような位置にあるのかを示唆するものであった」と、この驚きの結果を報じた。

 一方、同メディアはユナイテッドOBのリオ・ファーディナンド氏の言葉も紹介。「クリスティアーノ・ロナウドが成し遂げたこと、彼の伝説的な地位は変わらないと信じている」とユナイテッドを離れたロナウドの功績を称えており、「クラブにもたらした成功の瞬間とトロフィーの数、世界最高の選手になったことも含め、これらは歴史から消し去ることはできない」と持論を展開している。

 ロナウド自身がキャリアを積んできたクラブの子供たちの意見は、海外での反響が大きかったようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)