オランダ戦ゴール後のパフォーマンスが賛否両論を呼んでいるアルゼンチンのメッシ【写真:ロイター】

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カタールW杯準々決勝

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は9日(日本時間10日)、準々決勝でアルゼンチンはオランダと2-2で突入した延長戦で決着つかず、PK戦の末に4-3で勝利。4強進出を決めた。エースFWリオネル・メッシはチーム2点目を決めたが、その直後、意外なところに向けてゴールパフォーマンスを披露。米スポーツ専門局はSNSで写真を公開し、ファンからは「よくやった」「謙虚であれ」といった賛否両論が寄せられている。

 喜びは意外な方向に向けられた。

 一時、アルゼンチンのリードを2点としたメッシのPK成功。しっかり決めた直後、背番号10は両耳に手を当てるゴールパフォーマンスを見せた。視線の先にあったのはルイ・ファン・ハール監督らが座るオランダのベンチ。メッシはここぞとばかりに見せつけた。

リオネル・メッシはルイ・ファン・ハール監督とオランダベンチの前で、お祝いをした」

 米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門インスタグラムは、メッシのポーズは敵将のファン・ハール監督に向けられたものとして写真を紹介。すると、これを見たファンからは賛否両論の声が上がっている。

「彼がレジェンドである理由」
「メッシがやった!」
「よくやった」
「寒い1枚だ」
「彼は自分より年上の人を敬うべきだ」
「レッドカードだろ」
「謙虚であれ」
「クロアチアが止めるよ」

 称賛から批判的なものまでさまざまな声があった。

 試合はPK戦の末に勝利したものの、イエローカードが乱れ飛ぶ大乱戦となり、試合後はオランダの選手に向かって暴言を吐いていたと海外メディアに報じられていたメッシ。良くも悪くも、その振る舞いすべてが注目される試合になった。

(THE ANSWER編集部)