C・ロナウドのユナイテッド退団が決定…クラブが双方合意の下での契約解消を発表

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マンチェスター・ユナイテッドは22日、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)との契約を双方合意の下で解消したことを発表した。

クラブは今回の契約解消に際して、以下のような声明を発表している。

クリスティアーノ・ロナウドが、双方合意の下、マンチェスター・ユナイテッドを退団することが決定しました」

「クラブは、オールド・トラッフォードでの2度の在籍期間中に、346試合に出場し、145ゴールを挙げるなど多大な貢献をした彼に感謝するとともに、彼と彼の家族の今後の幸せを願っています」

マンチェスター・ユナイテッドのスタッフは、エリク・テン・ハグ監督のもとでチームの成長を継続させ、ピッチ上で成功を収めるために協力し合うことに引き続き注力していきます」

2021年夏にユベントスを離れて12年ぶりに古巣復帰を果たしたロナウド。復帰1年目から公式戦24ゴールとさすがの活躍ぶりだったが、エリク・テン・ハグ新監督が就任した今季は序列が下がると、シーズン前の移籍騒動にはじまり、先月の試合では出場拒否および無断退席によって一時トップチーム追放処分を科されるなど、ベテランらしからぬ問題行動が目立っていた。

さらに、先日にはイギリスのテレビ『TalkTV』で90分間のインタビューを受けた際、クラブの評判を貶めるような物議を醸すコメントの数々を残していた。

これを受け、クラブは18日の声明で「しかるべき措置の開始」を明らかに。

プレミアリーグでも最高給である週給50万ポンド(約8300万円)の契約に多くの条項が存在し、解除となれば容易ではいかないとのことだったが、ロナウド自身にクラブ復帰の意思が全くないこともあってか、最終的に双方合意の下での契約解消に至った。

これにより、ロナウドは所属クラブなしでカタール・ワールドカップに臨むことになり、大会終了後に新天地を決めることになる。