業務スーパーの『カットほうれん草』はどうなの? 風味・食感・コスパをチェックしてみた
業務スーパーで販売されている『カットほうれん草』をご存じでしょうか。
中国原産の冷凍ほうれん草です。カットと湯通しを済ませてあり、サイズ的にも食感的にも食べやすい仕上がり。あっさりした風味で活用度も高めの一品ですね。以前紹介してから時間が経ったので、あらためてお味をチェックしてみました。
業務スーパー|カットほうれん草|213円
業務スーパーにて213円(税込、税抜198円)で販売中。内容量は500g、カロリーは100gあたり21kcal(炭水化物 3.1g、食塩相当量 0.3g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
以前紹介した際の商品は159円(税込)だったので、54円の値上がり。コスパ(単価)は100gあたり約43円。同じ葉物野菜だと『菜の花』(500g・192円・約38円/100g)のほうが若干手頃です。ちなみに同価格のベルギー産『ほうれん草』(500g・213円)もラインナップされています。
『カットほうれん草』の調理方法は?
湯通ししてから冷凍された商品なので、料理に応じた方法で再加熱すればそのまま食べられます。加熱時に少し水分が滲み出すため、炒め物などに使う際はちょっと気になるかも。その場合はレンジ加熱して水気を切ってから料理に使うのがおすすめです。
『カットほうれん草』の風味・食感は?
ざっくり3〜4cm程度の一口サイズにカットされた冷凍ほうれん草。食感はしんなり柔らかく、繊維の筋張った感じはほとんど気になりません。独特の苦味とえぐみもかなり抜けており、あっさりした軽やかな風味です。
そのぶん特有の香ばしさも弱めで、生鮮品に比べると若干さっぱりした味わい。しっとりと水気を含んだ食感も好みを選ぶ感じ。サッと炒めるだけでも芯のないくったりした柔らかさになってしまうので、歯ごたえを重視する場合は避けたほうがいいかもしれません。
和え物、炒め物、パスタの具材など、活用度の高さは申し分なし。クセが抜けた風味のおかげで、様々なレシピに幅広く使いやすい一品です。価格以外に目立った変更点は見当たらないので、引き続き手堅い選択肢に入りますよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
中国原産のカット済み冷凍ほうれん草あっさりした風味と柔らかな食感でクセのないおいしさやや水気のあるくったりした歯ざわりが若干好みを選ぶ食感の良さを重視するなら『菜の花』(500g・192円)もおすすめ