ランパード監督がデレ・アリに代えて“サポーター投入”→直後にゴールでスタンド大歓声
エバートンは29日、本拠地グディソン・パークでディナモ・キーウと「マッチ・フォー・ピース(平和のための試合)」と名付けられた親善試合を行い、3-0で勝利を収めた。この一戦でエバートンのサポーターがPKを決めたシーンが大きな反響を呼んでいる。
主審がエバートンの3点リードで迎えた終盤、ゲームを止めてホームチームにPKを与えると、フランク・ランパード監督はMFデレ・アリを下げ、エバートンサポーターのポール・ストラットンさんを投入した。
アメリカ『ESPN』などによると、ストラットンさんはロシアのウクライナ侵攻から逃れた難民のため、車で物資を届ける活動を行っていたことが称えられ、この舞台が用意されたようだ。
エバートンのユニフォーム姿のストラットンさんがペナルティスポットに置かれたボールを右足で蹴ると、相手GKが見送る形でゴール左へ。正式な得点としてはカウントされなかったものの、スタンドは大きく沸き、ストラットンさんもピッチに膝をつくパフォーマンスで声援に応えていた。
主審がエバートンの3点リードで迎えた終盤、ゲームを止めてホームチームにPKを与えると、フランク・ランパード監督はMFデレ・アリを下げ、エバートンサポーターのポール・ストラットンさんを投入した。
エバートンのユニフォーム姿のストラットンさんがペナルティスポットに置かれたボールを右足で蹴ると、相手GKが見送る形でゴール左へ。正式な得点としてはカウントされなかったものの、スタンドは大きく沸き、ストラットンさんもピッチに膝をつくパフォーマンスで声援に応えていた。
Everton supporter Paul Stratton was brought on to take a penalty in a friendly match against Dynamo Kyiv.
— ESPN FC (@ESPNFC) July 29, 2022
He has been delivering supplies by car to refugees of the Russian invasion in Ukraine pic.twitter.com/OrZUUv8vci