印ウッタル・プラデーシュ州で野生の猿による被害が多発(画像は『DNA India 2022年7月17日付「Bareilly: Infant dies after being thrown off roof by monkey」(File)』のスクリーンショット)

写真拡大

人間以外の動物の中で猿は最も知能が高いとされているが、その賢さが悪い方向に活かされてしまうことがあるようだ。このほどインドで、生後4か月になる乳児が野生の猿に襲われて殺害されてしまったという。『New York Post』『DNA India』などが伝えている。

インドのウッタル・プラデーシュ州バレーリーの農村地区で現地時間15日の夜、同地区に住むニルデッシュ・ウパディヤイさん(Nirdesh Upadhyay、25)の生後4か月になる息子が野生の猿に襲われて命を落としてしまった。

ニルデッシュさんは当時、息子を抱いて妻と一緒に自宅の3階屋上にあるテラスで涼んでいた。ところが夫婦の周りを、いつの間にか野生の猿の群れが取り囲んでいた。危険を感じたニルデッシュさんは息子を抱いてすぐに階下に降りるため階段に向かった。

地元メディア『Indiatimes.com』によると、猿は逃げようとするニルデッシュさんに襲いかかり、抱いていた乳児をひったくるようにして奪っていったという。ニルデッシュさんは周りに大声で叫んで助けを求めたが、猿はニルデッシュさん夫婦が見ている前で乳児を屋上テラスから地上へと投げ落としてしまったのだ。

夫婦はすぐさま階段を降りて乳児のもとに駆け寄ったが、すでに生き絶えた状態だった。その後、地元警察が現場を調査して野生動物対応チームが派遣されたようだ。『The Mirror』によると、ウッタル・プラデーシュ州では過去にアカゲザルの群れが人間を襲うケースが相次いで報告されており、そのうちの数件は子供が被害に遭っているという。

なおインドでは、猿に襲われるのは人間だけではないようだ。昨年12月にはマハーラーシュトラ州ビード地区で、子犬ばかりを狙う猿の群れが問題になった。その原因は群れの子猿が犬に襲われて死んでしまったことによるものとみられており、地元の村人たちは「猿が復讐のために子犬を殺害している」と話していた。

画像は『DNA India 2022年7月17日付「Bareilly: Infant dies after being thrown off roof by monkey」(File)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)