好機で併殺に倒れた巨人・中田翔【写真:荒川祐史】

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DeNA期待の20歳・森敬斗の美技に中田翔はガックシ…

■DeNA 8ー4 巨人(10日・東京ドーム)

 DeNA期待の森敬斗内野手が10日、サヨナラ負けのピンチを救う絶技を披露し、敵地にため息を充満させた。東京ドームでの巨人戦。9回に決勝打を阻まれた巨人の中田は膝に手をついて愕然の表情。ファンからは「完全に終わったかと思ったら森がとんでもないプレーしてくれた」「すんげぇな、マジで」と絶賛の声が上がった。

 4-4の同点で迎えた9回1死一、三塁の大ピンチだった。中田が放った左翼方向への打球は、詰まりながらのハーフライナーに。全身守備の内野の頭を越えて外野に落ちるかと思われたが、遊撃の森が真上に大ジャンプ。地上3メートルはあろうかという位置で、打球をキャッチしてみせた。一塁走者の八百板がスタートを切っていたため、一塁転送で併殺に。一瞬で難を逃れた。

 延長10回の勝ち越しにつながった20歳の美技。「DAZN」公式ツイッターも「ジャンプ一番打球をもぎ取った」と大注目で紹介した。チームの未来を背負う3年目ドラ1の躍動に、ファンは「神プレーすぎるやろこれ」「森の跳躍力」「ケイティすごいJUMP」と見入っていた。(Full-Count編集部)