8月11日(木・祝日)に全国公開となる、醍醐虎汰朗、黒羽麻璃央ら出演の映画『野球部に花束を』。このたび本ビジュアルが解禁となった。



本作の原作は『ドラフトキング』『べー革』など、多くの傑作野球マンガを発表し、話題を呼んでいるクロマツテツロウの同名コミック。


主人公の黒田鉄平(くろだてっぺい)を演じるのは、映画『天気の子』主人公・森嶋帆高役を2000人の中からオーディションで勝ち取り、一気に注目を集め、現在、公演中の舞台『千と千尋の神隠し』でハクを演じることでも話題、映画・ドラマ・舞台、ミュージックビデオと多方面に活躍の場を広げているネクストブレイク筆頭の醍醐虎汰朗。チームメイトの桧垣主圭(ひがききみよし)役には、ミュージカル『刀剣乱舞』や『テニスの王子様』など2.5次元作品で注目を集め、近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』、TV『SUITS/スーツ2』など活躍の場を広げ続けている黒羽麻璃央が演じる。


さらに、どう見ても堅気に見えない、コンプライアンス全無視の野球部の監督である、原田監督には、映画やドラマでの怪演ぶり、バラエティ番組で見せるマニアックな一面が際立つ高嶋政宏が演じている。監督・脚本は『荒川アンダーザブリッジ』で林遣都、『虹色デイズ』で佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星、長野五輪スキージャンプ競技を題材にした『ヒノマルソウル』では、眞栄田郷敦ら若手俳優を抜擢し、ブレイクのきっかけを作ってきた飯塚健。


このたび、『野球部に花束を』の本ビジュアルが解禁された。


茶髪でモテモテの高校デビューの夢も虚しく、入部早々、力づくで先輩部員に丸められた黒田鉄平(醍醐虎汰朗)の坊主頭の中は、理不尽な要求に振り回されながら、目まぐるしく過ぎてゆく怒涛の野球部生活のことでいっぱい。


解禁された本ビジュアルには、諸悪の根源で圧倒的な暴君・原田監督(高嶋政宏)、小沢仁志ばりに怖い先輩部員、桧垣(黒羽麻璃央)をはじめとする野球部一年たちが厳しい部活に励む様子が…しかしよく見ると、ちょこんと並んでお弁当を食べる黒田たち一年生5人、部活後の寄り道ハンバーガー、さらに黒田が気になる笑顔の眩しいあの子の姿も。高校球児の忙しい日常を頭の中にたっぷり詰め込んだビジュアルとなった。入部したが最後、華の高校スクールライフは地獄の野球部一色。でも「世界はこれを青春と呼ぶんだぜ。」まさかの映画初出演となり、劇中では抜群の安定感で野球部あるあるを解説している野球解説者・里崎智也の姿も。


コンプライアンス全無視な監督と先輩に囲まれながら、時代錯誤で圧倒的不条理な実態がありながら、いつの間にか受け入れて、受け継いでいってしまうのが日本の野球部。学生時代に経験する部活あるあるに思わず頷きたくなる共感度120%の時代逆行型青春エンターテイメントに期待が膨らむ。


映画『野球部に花束を』は8月11日(木・祝)公開。


<ストーリー>
中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指し茶髪に染めて入学した黒田鉄平。夢見たバラ色の高校生活は、うっかり野球部の見学に行ってしまい、あっけなくゲームセット。新入生歓迎の儀式で早々に坊主に逆戻り、、、練習以前に、グラウンド整備や白線引きにすら怒鳴られる日々。おまけに一目惚れした同級生は、なんと先輩の妹(手を出したら、即死)。そしてヒエラルキーの頂点に立つのは、ヤバい見た目と言動で三年生をも震え上がらせる最恐の監督。強くはない、けど別に弱小でもない。そんな中途半端な並の都立高校野球部で、助け合ったりいがみ合ったりしながらも生き延びていく黒田ら一年生。そして、恐れていたはずの“伝統”に、気がつけば自分たちも染まっていた……。



■『野球部に花束を』
8月11日(木・祝) 全国ロードショー
【出演】
醍醐虎汰朗 黒羽麻璃央 駒木根隆介
市川知宏 三浦健人/里崎智也(野球解説者)
小沢仁志/高嶋政宏
【原作】クロマツテツロウ『野球部に花束を 〜Knockin' On YAKYUBU's Door〜』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)
【主題歌】電気グルーヴ『HOMEBASE』(C)macht inc.
【音楽】海田庄吾
【監督・脚本』飯塚健
【配給】日活

©2022「野球部に花束を」製作委員会

※高嶋政宏の「高」の正式表記は「はしごだか」