6回2失点の投球を見せたエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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大谷は6回2失点も勝ち負け付かず

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地レンジャーズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。投手としては6回6安打2失点で、勝ち負けはつかなかった。野手としては5打数無安打。失点はいずれも6番ジョナ・ハイム捕手に浴びたタイムリー。今季、大谷に対して5打数5安打7打点と打率10割の“天敵”は「彼はとんでもなく速いボールを投げるから、見るのが難しい。ゾーンに来るのを見たら良いスイングをするだけさ」と“秘訣”を語っている。

 また大谷を打った。4回1死一、二塁で対戦したハイムは、内角100マイル(約161キロ)にバットを折りながらも左前へ。続く6回1死三塁でも外角変化球をうまく当て、左翼線に同点タイムリーを放った。この日、大谷に対して3の3。4月の前回対戦でも満塁弾を放つなど2安打5打点で、今季の通算成績はハイムの5打数5安打7打点となった。

 大谷は今季12失点だが、そのうち7点がハイムによるものという天敵ぶりだ。米テキサス州地元局「バリー・スポーツ・サウスウェスト」公式ツイッターは、ハイムが大谷について語る映像を公開。文面でも「ジョナ・ハイムは今季、オオタニ相手に打率1.000」と伝えた。

 動画内で「大谷相手にどうしてそんなに自信満々なのか」と尋ねられたハイムは「良い質問だね(笑)」と笑顔。「分かっていたら他の投手相手にも同じように打てるはずなんだけど。自分は、とにかくできるだけ落ち着こうとしているんだ。彼はとんでもなく速いボールを投げるから、見るのが難しい。だから、冷静になって、ゾーンに来るのを見たら良いスイングをするだけさ」と話していた。

(THE ANSWER編集部)