CPU Man

China Customs Office

どこの国でも税関の目をごまかして密輸品を持ち込み、高い関税を逃れようとする人達は後を絶ちません。中国でも160個のインテル製CPUを身体に装着して逃げ切ろうとした人が捕まったと報じられています。

中国テックメディアMy Driversによると、中国・広東省の珠海税関では「申告すべきものなし」通路を通ろうとした男性の歩く姿勢が異常であることに気づき、検査するため呼び止めたとのこと。さらに調べを進めた結果、ふくらはぎや腰、腹部にテープで縛ったCPU計160個と折り畳んだスマートフォン16台が押収されたそうです。

税関が公開した動画によると、これら密輸チップには人気の高い第11世代と第12世代のプロセッサが含まれていたとのこと。ほとんどはインテルのCore i5-12600KFで、中国での販売価格は2099元(約3万9000円)/個のため、160個で620万円ほどと見積もられています。

ビデオカード情報サイトVideocardzによると、この人物は「歩くCPU(Walking CPU)」または「CPUマン(CPU Man)」と呼ばれているそうです。要はCPUを両脇や足腰の周りにびっしりと纏わり付かせながら税関職員の前を通過しようとしていたわけで、どうして「歩く姿勢が異常」に気づかれないと思ったのか不明です。

もっとも中国では身体にCPUをまとって税関を突破しようとした例は今回が初めてではなく、2021年には304個ものCPUを密輸しようとしていた人物がいたそうです。

China Customs Office

ごまかした関税はそのまま利益になるため、他にも多くの脱税者や密輸業者が様々な手口を試しているのは確実と思われます。上記の2人は欲ばりすぎたために目立っただけであり、50個か80個程度に抑えて逃げ切った人達も少なくないのかもしれません。

Source:MyDrivers

via:Wccftech