海の中道海浜公園内に、滞在型レクリエーション拠点「光と風の広場」がオープン

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 三菱地所、積水ハウス、公園財団、インザパーク福岡で構成される海の中道パーク・ツーリズム共同事業体は、国営公園「海の中道海浜公園」(福岡県福岡市)内に“パーク・ツーリズム”をテーマにした滞在型レクリエーション拠点「光と風の広場」を整備し、3月15日にリニューアルオープンする。

 「光と風の広場」は、国土交通省 九州地方整備局が「Park-PFI制度」を活用して公募した「海の中道海浜公園官民連携推進事業」。中道パーク・ツーリズム共同事業体が民間事業者の選定を受けて、2020年から計画を推進してきた。なお、「Park-PFI制度」による国営公園の開業は、「光と風の広場」が日本初となる。

 園内には、“泊まれる公園”がコンセプトの公園一体型宿泊施設「INN THE PARK 福岡」を開設。公園での宿泊を体感できる宿泊施設、飲食施設、温浴施設を備えている。宿泊設備としては、球体テントやグランピングスタイルの客室、キャビン、スイートルームを用意する。

 飲食施設としては、福岡をはじめとする九州産の多様な食材や素材、その生産者に光を当てるレストランとバーベキュー場が開設される。

 さらに、九州初であり国内最大規模となるアスレチックタワー「シー・ドラグーン」も設置されている。

 「シー・ドラグーン」は、フィールドアスレチックをタワー状に配置した体験アトラクションで、空中散歩のような自転車、クライミング、空中ピクニックなど、92種類のアスレチックアイテムを備える。また、身長100cmからプレイ可能なキッズコースも用意する。

 このほか、温浴施設「おふろ棟」や、福岡出身のサウンドデザイナーである清川進也氏が手がけた音楽コンテンツを用意するとともに、ホーストレキングやカヤックなど季節ごとのアクティビティ、レンタサイクルや電動キックボード、ドッグランなど、さまざまなアクティビティを楽しめる。