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声優デビュー当初から数々のキャラクターソングを歌い、いくつものユニット活動に参加し、多くのCDリリースに関わってきた高野麻里佳が、満を持してソロアーティストとしての1stアルバム『ひとつ』をリリースした。すでに2022年1月10日、日本青年館で開催した“高野麻里佳 1st LIVE 〜夢みたい、でも夢じゃない〜”(昼夜2公演)で先行してファンに届け、会場を魅了した楽曲群について、高野麻里佳本人の言葉から探っていく。元気や癒しといった高野麻里佳を思わせる楽曲のみならず、彼女の可能性を感じさせる新境地楽曲もあるが、そのどれにおいてもアーティストとして活動する高野麻里佳の気概が込められている。喜びを提供する、という。

声優としてもアーティストとしても「みんなで楽しむ」という気持ちを大切に



――1stアルバムを制作するにあたって高野さんは、何か実現させたい夢や願望はありましたか?

高野麻里佳 できればこういうときにアーティスティックな答えをしたいと思うんですけれども(笑)。私、自分が歌をうたうということを人生で想像したことがなかったんですよね。「アルバムを作りましょう」と言われたときも、自分が何を歌えばいいのかという不安が半分でした。アルバムなのでたくさんの楽曲で自分を表現したいんですけど、まだ自分らしさを出せる音楽を見つけてはいないですし、だからアルバムの方向性を自分で定めきれないことを申し訳なく感じていました。ただ、歌いたい楽曲を一つ一つ提案していくのは私の仕事だと思ったので、新曲を8曲収録すると決まったとき、私の引き出しを全部開けるつもりで、様々な方向から楽曲の提案をさせていただきました。その結果として自分というものが最終的に見えてきたら……という思いでしたね。なので、チャレンジの気持ちが詰まった1枚になったとは思っています。

――自分が歌っている姿を想像したことがないということですが、日常生活の中で歌うのは好きでしたか?カラオケとか。

高野 家族やお友達に誘われてカラオケに行くことはもちろんありましたし、カラオケという場所が素敵なのはわかるんですけど、自分から行こうと誘うことはなくて。カラオケで歌うためには曲を覚えていないといけないですよね。でも私は、「どうしてみんなはそんなに曲を覚えているんだろう?」と思っていて。私はカラオケに行っても1、2曲しか歌えないんですよ。でもみんなは、毎回レパートリーに新しい曲を取り入れているじゃないですか。なんだか不思議な感覚でした。大人になって、「歌う」ということに触れてこなかったんだな、と気づきました。

――でも、音楽を聴くのはお好きなんですよね?

高野 はい。聴きます聴きます。でも普段から歌っていないと、歌おうとしたときにリズムやメロディラインにつまずくというか。聴いているだけでパッと歌える人ってあまりいないと思うんですよ。とすると、「カラオケで歌える人はお家で練習しているのかなぁ?」とか。

――そうですね。

高野 え?そうなんですか?練習してるんですか?

――練習とまではいかなくても、好きな歌は口ずさんだり、たまに熱唱したりはしている人が多いと思いますよ。

高野 そうなんですね。私、口ずさむことも多分していないんですよ。

――曲に聴き入るタイプなんでしょうね。

高野 そうなんですよ。ノリノリにはなるんですけど、メロディを覚えようとかリズムに乗って口ずさもうとは思ったことがなかったので、実際に歌うことになって「音楽ってこんなに難しいんだ」とは思いました。

――ちなみにカラオケで歌えた数少ない曲というのは?

高野 小さい頃は、『ONE PIECE』のOPテーマとかだったと思います。

――今回がソロデビューだとしても、ユニットではすでに多数のCDをリリースしてきた方とは思えないですね。

高野 不思議ですよね。私もそう思います(笑)。高校生のときに友達とカラオケに行ったときも、「麻里佳はいつもそれを歌うよね」と言われたことがあって。「え?みんなはいつも歌う曲が決まってないの?」と思いました。なので、アーティストデビューは私のチャレンジ項目の一つであって、新しい表現の幅を広げる機会というイメージではいますね。

――今回のアルバムに収録された楽曲のうち、高野さんのアイディアから生まれた楽曲というのは?

高野 基本的には、私が提案したものを一つずつ楽曲にしてもらっていて、唯一、リード曲である「ひとつ」だけは私の提案とは関係なく、ディレクターである井上(哲也)さんと、デビュー曲の「夢みたい、でも夢じゃない」を作詞作曲された鶴粼(輝一)さんが、高野麻里佳をイメージして作った曲だと言って持ってきてくださいました。そのとき、アルバムに入れるかどうかの判断は私に任せると仰ってくれたんですけど、アルバムの中で一番「高野麻里佳」という的を射ているような気がして、リード曲に選びました。

――リード曲に選んだのも高野さんだったんですね。

高野 そうなんです。自分の引き出しを全部開けた結果、色々な方向に尖った曲が生まれて。どれも魅力的ではあるんですけど、1stアルバムのリード曲ということはこれからの声優人生で私を表す1曲になるということでもあるので。その意味でも「ひとつ」がすごくしっくりきました。

――それ以外の曲は高野さんのどういった提案が形になったものなのか、教えていただけますか?

高野 私が声優としてだけではなくアーティストとしても大切にしている、「みんなで楽しむ」という気持ちを象徴する楽曲がほしくて、1年くらい前からロックな楽曲をいつか歌いたいと思っていたんですね。それを形にしてもらったのが「Ready to Go!」ですね。ライブでみんなと一緒に声を張り上げて楽しめる楽曲になりました。

――「楽しむ」をイメージしたときにロックが浮かんだということだと思いますが、ロックはお好きなんですか?

高野 好きなんですよー。マキシマム ザ ホルモンさんとかONE OK ROCKさんとかよく聴きます。ただ、自分で歌うかと言われたら……。

――たしかに。

高野 そうなんです。歌えるものと聴くものは違いますよね。ただ、ロックな楽曲は熱さや楽しさを伝えてくれるものだと思ったので、いつかロックな自分をお見せしたいという思いがありましたし、それが叶いましたね。

――歌い慣れていないロックですが、どんな気持ちで歌いましたか?

高野 この曲がアルバム制作で最初にレコーディングした楽曲だったんですけど、「やっとロックが歌える」という気持ちが強かったですね。それに、チャレンジするときって勇気を持って一歩踏み出すような気持ちだと思うんですけど、そのがむしゃら感が「Ready to Go!」にはハマっていたので、レコーディングの1曲目として相応しかった気もしますね。ただ、歌で表現するというところで、すごく悩みながら準備をしてから現場に向かった覚えはあります。悩みや準備がものになるかというとまた別の話なんですけど。「Ready to Go!」の場合、英語詞が多いので、少しでもネイティブのようにかっこよく歌うため、家でRとLの発音の違いを練習しましたね(笑)。

――「Ready to Go!」は、1stライブ『〜夢みたい、でも夢じゃない〜』のために曲間の掛け声を募集する企画を立ち上げ、実際にライブで音源を背に歌われましたね。

高野 やっぱりこの曲を120%楽しむためにはみんなの声が必要だと思っていたので。ライブでも本当に楽しい曲になりましたね。

――そのライブの映像は見返しました?

高野 もらってはいるんですけど、まだ見れていないんですよ。私は普段、自分が演じたキャラクターを見直すこともほぼないんですけど、特に「Ready to Go!」はいつもの自分のローなテンションとはかけ離れたところで歌っていたので、CD音源を聴くのも恥ずかしくて。アーティストデビューには初挑戦なことも多いから聴き直した方がいいとは思っているんですけど、あらためて自分を客観視するのは恥ずかしいですね。

――アルバムに収録する楽曲として、他にはどんな楽曲を高野さんから提案されましたか?

高野 「Sweet Voice」はASMRのような、しゃべるように歌う楽曲を入れたいという思いから作ってもらいました。声優なので最初は言葉に力を込めて歌ってみたんですけど、少し強いという話になったのでウィスパー気味に優しく歌ってみたいんですね。そうしたら曲が完成したあとで、「ウィスパーのように歌う曲は得意なんだね」とディレクターさんに言われて。それまで、自分は何が得意かというところをイメージできていなかったので、新たな自分を発見できた曲でもありますね。

――「Sweet Voice」とは別に、ポエトリーリーディングを歌いたいという提案もされたとライブでお話されていました。

高野 「Flavored hug」ですね。この楽曲は冒頭に、改札の音や携帯電話のプッシュ音といった生活感ある音が入っていて、現実にひき戻されるところもあるんですけど、歌詞に登場する二人にとってはその音さえもドラマチックで。なんだか1本の映画を観ているような楽曲になっています。私も、そんな可愛らしさやポエトリーリーディングらしさを生かすように、すべての力を抜いて歌うようなイメージで歌いました。声優ではありますけど、何か表現しようと思うと味付けが濃くなってしまいそうだったんです。だから、さらっと歌ったほうが染み込んでくる楽曲になると思いました。

――声優ではありながら表現を抑えて。

高野 そうですね。表現をそぎ落とす感覚でした。声優っぽく歌ったという意味では「Hide & Seek」がそうでしたね。

アーティスト活動を高野麻里佳の武器の一つに



――ホラーっぽい曲、というところで作られたのが「Hide & Seek」ということでした。ホラーっぽいというのはどういうイメージだったんですか?

高野 ホラーな世界に誘うための導入曲、というイメージですね。ホラーアニメの主題歌のような音楽を目指していました。

――ホラーな世界を音楽で表現したいと思ったきっかけは何かあったんですか?

高野 私、ビリーアイリッシュさんの曲に衝撃を受けたんですよ。最初に聴いたとき、すごく怖いのについ聴いてしまうというか、心がザワザワさせられてしまいました。街にはたくさんの素敵な曲が溢れていますけど、怖いと思わされる楽曲なんてなかなかないですよね。そのパワーに惹かれたんですよね。誰かの心を動かす強さがあるということは、その誰かの躍進力というか生命力になれる曲だとも感じたんです。だから、みんなの心をザワザワさせてみたくなりました。あえて人を不快にさせる音を入れてほしいともお願いしていて。でも、(作詞・作曲・編曲の)鈴木(裕明)さんに、よくわからないけれども怖いと思わせる曲を作りたいんです、というお話をしたら、最初に上がってきた曲はすごく素敵でかっこいいロックで。そこから鈴木さんと、「かっこいいで終わらせたくないんです、この曲は」「もっと怖く」というラリーを3回くらいして、色々詰め込んだのが完成した曲です。Dメロでかくれんぼをする子供が出てくるんですけど。

――“ドチラニシヨウカ”のところですね。ライブでも後ろを向いて「もういいかい?」を表現していました。

高野 はい。ここは歌詞の第3稿くらいで入ったところで。初めて聴いたとき、とても異様で怖くて、でもホラーというテーマが完結できた感覚があって、「これですよ、鈴木さん」って伝えました。

――「夜更かして、午前2時」は日常系ロックというテーマから作られた曲ですが、高野さんが考える日常系ロックというのは?

高野 最近のトレンドにすごく上がっている楽曲、日常の気持ちを吐露するように羅列していく歌詞でありながらおしゃれ、というイメージですね。あの言葉並びは他のジャンルにはないと思って提案させていただきました。私自身は、日常ロック系って多分人生で一番聴かない音楽ジャンルではあるんですけど、

――なのに提案したのはどうしてですか?みんながよく聴くジャンルの音楽を提供したい、という思いからでしょうか?

高野 そうです!(笑)。やっぱり、自分がどういう音楽を歌ったらいいかわからないという気持ちがあったので、アルバムにはたくさんの可能性を詰め込みたいとは考えていました。その可能性の一つとして、「私が歌うべき曲は何だろう?」「みんなが聴きたい曲は何だろう?」という方向性で攻めたとき、日常系ロックという選択肢が浮かびました。

――あまり聴かない音楽ジャンルということですが、歌ってみていかがでしたか?

高野 だから、自分に落とし込むのはすごく大変でした。「どうしたらあんなにおしゃれで伸びやかな楽曲になるんだろう?」って。でも、サブスクのトレンドなどを聴きまくって勉強した結果、「リアリティのある気持ちを爆発させた音楽」、みたいなところに辿り着けたんです。そのつもりで自分の気持ちを歌ってみたら、最終的にはすごく気持ちよく歌うことができましたね。

――「Oh my future」は王道アニメポップというテーマから生まれた楽曲というお話でした。

高野 はい。歌うときも、アニメのオープニングで流れたらとってもかっこいいだろうな、と思っていました。でも実は、少し背伸びをしているというか、歌い上げるという点での課題がわかった楽曲でもあったんですよね。なので、来年、再来年と歌い続けていくことで、もっとかっこよく歌える自分になれたら、とは思っていますし、成長を見せていける楽曲になるとも思っています。

――アルバム制作の中で発見できた部分ですね。

高野 そうですね。アルバム制作を通じて、自分の軸にあるのは王道ポップスであり、そこが目標として見えてきた気がします。

――実際にアニメ『精霊幻想記』のOPテーマだった「New story」とはどのような違いがありますか?

高野 「New story」は、何も持っていない自分が少しずつ彩りのある世界に飛び込んでいく、という楽曲だったので、まさに今の私を重ねることができました。一人でのアーティスト活動ですけれど、色々な方に支えられていることやファンの方々の温かさに気づき、そこから前向きになっていく私……。そんな、なんだか生々しい私の部分を描くことができた楽曲でしたけど、「Oh my future」は「みんなを素敵な世界に連れていくぞ」というロックな私のイメージだったので。なので、素の私を好きになってほしい気持ちと、みんなを巻き込めるような存在になりたいという意気込みの違いがあるかもしれないですね。

――「カリソメアワー」に関しては、その元となったのは「和ロックな楽曲」という提案でした。

高野 はい。この曲は初めて聴いたとき、一目惚れならぬ一聴き惚れをしたんですよ。メロディラインが好きすぎて、絶対歌いたいと思いました。Bメロから始まるところもおしゃれですし、サビの「“もしも”なんて云わないでさ」という歌詞とメロディラインも耳に残る曲ですね。和ロックとしてお願いしたのにこんなにキャッチーなんて、これで和太鼓とかみんなが心踊るような装飾が入ったら最強の曲になってしまう、と思いました。

――ここまで紹介いただいた楽曲のほぼすべてを1stライブではリリースよりも一足早くお披露目もしました。ライブで歌ってみた感想というのはいかがでしたか?

高野 最初は、CD音源を届けなければいけないというプレッシャーに押し潰されそうだったんですよ。でも、昼公演でファンの皆さんのお顔を見て、ステージ上から皆さんに心強さを感じたことで、緊張感がほどけた気がします。なので、夜公演ではCD音源という型から外れて楽しむことができたと思います。やっぱり、私が生きているうちは生きている音を届けたいので(笑)。生であることを大切にライブ作りをしていきたい、と思うきっかけになるライブでしたね。

――夜公演を見ていたら、ファンへのレスやコールにとても熱心で、みんなと一緒に楽しもうという気持ちを強く感じました。そのあたりは意識されていたんですか?

高野 カラオケの話ではないですけど、自分から歌を口ずさむタイプではなかったので、人前で歌うときのテンションがわからない、というところから始めたライブ作りだったんですよ。カラオケでも両手でマイクを持って仁王立ちだったので。だから、「音楽にノっている姿を人に見せる精神状態って?」と考えもしたんですけど(笑)、考えすぎてしまうのが自分のいけないところではあるので。目の前で楽しんでくれているファンの方々を大切に、その尊い空気を壊さないように、という気持ちに切り替えました。みんなの気持ちに身を任せるというか、気持ちはモッシュですよね。「うぉーっ!」ってなっているところにダイブするような(笑)。

――それはぜひ(笑)。コロナが収まったあかつきには。

高野 そうですね(笑)。でも、そのくらいの気持ちで臨めた夜公演だったから、みんなの表情やノリと一体感を持つことの大切さに気づけたと思います。

――ライブでは、開催直前ギリギリまで自ら振付をつけたいと提案したという話もされていました。

高野 声優活動の中でいろいろなユニットに参加しましたけど、実は振付のない曲をやったことがないんですよね。曲に任せて体を動かすイメージができない人でもあるので、道筋を作ってほしいという意味合いもありました。

――危なく、スタンドマイクの前で仁王立ちみたいな歌手が生まれるところでしたね。

高野 本当にそうなんですよ。それをなんとかスタッフさんが解きほぐしてくれて、ようやくステージに立てる姿にしてくれました。

――逆にこれから高野さんの友人は、ノリノリで動く高野さんをカラオケで見られるかもしれませんね。

高野 もしかしたら。ぎこちないとは思いますけど。

――次のライブでどうなっているか楽しみですね。

高野 私もです(笑)。

――声優以外の活動としてはグラビアなどでも活躍を見せる高野さんですが、1stライブと1stアルバムを経た今、自身の中で歌手活動はどのような位置にありますか?

高野 おこがましいかもしれないんですけど、私の武器の一つではあると思っています。武器にしていきたい、という気持ちももちろんあってのことですけど。私という一人の人間が皆さんに対して届けられるものって、やっぱりすごく少なくて。例えば、声にしても作品なくしては私の声は入れられないですし。グラビア撮影もありがたいことですけれども、混乱させてしまうようなお仕事かもしれないと考える瞬間もあるんです。でも、それぞれと真剣に向き合うことで、最終的に、魅力的な姿に見えていければ、という思いもありますし、歌に関しても、それが誰かの楽しい時間であるならば、それは私が声優をやると決めた理由の一つと繋がるので。そういう意味でも私の武器の一つにしていきたいと思っています。

――声優を目指すと決めた理由というのは?

高野 小さい頃に私が母親に本を読んだら、上手だと褒めてくれて、次はどう読むんだろうと楽しみにしてくれたんです。その期待がすごく嬉しくて。そこから、本を読んで表現する人になりたいと思ったのが声優を目指したきっかけでした。なので、声優アーティストという活動についても、人に求められる喜び、届けられる喜びをしっかりと噛み締めながら続けていきたいと思っています。喜んでもらえるってすごくありがたいことですし、そのために続けられていると思います。本を読んでいた頃の私に、「将来、たくさんの人を楽しませているよ」と胸を張って言えるように活動していきたいですね。

INTERVIEW & TEXT BY 清水耕司(セブンデイズウォー)

●リリース情報

高野麻里佳 1stアルバム

『ひとつ』

2月23日発売

【初回限定盤(CD+Blu-ray)】



品番:COZX-1866-7

価格:¥4,400 (税込)

【通常盤(CD Only)】



品番:COCX-41715

価格:¥3,300 (税込)

<CD>

1.「ひとつ」(リード曲)

作詞:鶴粼輝一 作曲:白玉雅己 編曲:佐藤清喜

2.「Ready to Go!」

作詞・作曲・編曲:山崎真吾

3.「Sweet Voice」

作詞・作曲・編曲:設楽哲也

4.「Oh my future」

作詞:深青結希 作曲・編曲:若林充

5.「カリソメアワー」

作詞:東乃カノ 作曲・編曲:木村孝明

6.「New story」

作詞:hisakuni 作曲・編曲:アッシュ井上

7. 「Hide & Seek」

作詞・作曲・編曲:鈴木裕明

8.・「夜更かして、午前2時」

作詞:ARAKI 作曲・編曲:今村左悶今村淳平

9.「Flavored hug」

作詞・作曲・編曲:hisakuni

10.「夢みたい、でも夢じゃない」

作詞・作曲・編曲:鶴粼輝一

<Blu-ray>

「ひとつ」ミュージックビデオ+メイキング映像

「夢みたい、でも夢じゃない」「New story」ミュージックビデオ

関連リンク



高野麻里佳 音楽情報サイト

https://columbia.jp/kohnomarika/