大逃げを打ったパンサラッサが後続に2馬身半差をつけて勝利(撮影:小金井邦祥)

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 27日、中山競馬場で行われた中山記念(4歳上・GII・芝1800m)は、大逃げを打った吉田豊騎手騎乗の2番人気パンサラッサ(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)が、セーフティーリードを保ったまま押し切り、2着の4番人気カラテ(牡6、美浦・高橋祥泰厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分46秒4(良)。

 さらにクビ差の3着に3番人気アドマイヤハダル(牡4、栗東・大久保龍志厩舎)が入った。なお、1番人気ダノンザキッド(牡4、栗東・安田隆行厩舎)は7着に終わった。

 勝ったパンサラッサは、父ロードカナロア、母ミスペンバリー、その父モンジューという血統。昨年の福島記念に続く重賞2勝目を飾った。また、この勝利で大阪杯の優先出走権を獲得した。