立浪中日・新庄ハム初対戦で注目を集める「あの違い」とは

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 様々な意味で注目対決となりそうだ。中日は今季初の対外試合となる16日の日本ハム戦(北谷)を控える。新指揮官どうしの注目対決だが、一方でチームカラーの違いも着目されている。

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 中日・立浪和義監督(52)は注目対決の16日の試合に向け、まず「口撃」をしかけた。阪神との練習試合にはランボルギーニで乗りつけるなど、何かとド派手な入場が注目を集める新庄監督に向けて「駐車場のいいところを空けて待っていますよ」とニヤリ。新監督どうしの対決が大きく注目を集めることも十分わかっての言動だった。

 受け入れ態勢も万全だ。北谷の球場観客数の上限数は1500人だが、中日の球団ホームページでは来場者の実数をリアルタイムで公表する予定だという。「安心・安全」に試合を楽しんでもらいたいという球団の思いだった。

 一方、この2チームの対決は球界内からも注目を集めている。それというのも

 「チームカラーの違いにあります。就任会見でエリを立てたド派手な衣装で登場、最初から『優勝を目指さない』『選手全員を一軍に上げる』と発言するなど独自路線を貫く新庄ハムに対して、中日は立浪監督がキャンプ初日に『笑顔禁止令』を打ち出すなど、古き良き昭和のチームのように選手に一定の厳しさを求めています。当然、両チームともに目指すのは優勝となりますが、好対照にも見える両監督の手腕でどれだけ結果を残せるか、チーム力を引き上げられるか。注目が高まっています」(放送関係者)


 立浪監督といえば、キャンプ初日に「へらへら笑いながらやっている選手は外す」とした発言が大きく取り上げられた。近年はBクラスに沈んでいるチームに関して、選手に危機感を植え付けようとあえて行った発言と見られているが、実際に引き締まった空気でキャンプも行われているという。

 中日は飛躍が期待される選手も多い。プロ4年目の根尾や、同3年目の石川昂などこれらの選手がレギュラーを固められれば、再び「恐竜打線」復活とファンも待ち望んでいる。これらのイキのいい若手が初の対外試合でどれだけアピールできるか。そして、新庄監督と立浪監督の「交流」はあるのか、16日の対戦が注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]