iOS/iPadOS 15.3とmacOS 12.2配信開始。SafariからGoogleアカウント情報が漏れるバグを修正
アップルは27日未明、iOS 15.3とiPadOS 15.3およびmacOS 12.2を配信開始しました。今回のアップデートには新機能の追加は(少なくともアップル公式発表では)存在せず、バグ修正とセキュリティアップデートが含まれています。
iOSおよびiPadOSは、更新が届いていれば通知から、あるいは「設定 - 一般 - ソフトウェア・アップデート」から確認して手動でアップデートできます。またmacOSの場合はアップルメニュー(左上のりんごマークから)の「このMacについて」>「今すぐアップグレード」か、システム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」から更新が可能です。
しかし今回のリリースに先立ち、iOS 15.3とmacOS 12.2のRC(リリース候補/正式リリース前の最終候補)では、Safariの脆弱性が修正されているとの報告がありました。
RCとは正式リリース前の最終候補であり、特に問題が発見されたり修正がない限り、正式版として公開されるバージョンと同じ内容です。そして実際、米9to5Macは正式版でも脆弱性が修正されていると報告しています。
iOS/iPadOS 15およびmacOS 12のSafariには、IndexedDB(データ保存に使うJavaScript API)のWebKit(レンダリングエンジン)実装に不具合があり、特定のWebサイトが他のサイトの生成したデータベース名にアクセスできる脆弱性がありました。
これによりブラウジング履歴のほか、IndexedDBデータベース名にユーザー固有の識別子を使っているGoogleなどのWebサイトでは個人情報が取得される恐れが指摘されていたしだいです。
また同時にApple Watch向けのwatchOS 8.4も配信開始され、やはり「バグ修正と重要なセキュリティアップデートが含まれます」とのこと。具体的には、一部の充電器が期待通りに機能しないことがある問題が修正されたと述べられています。
今回のSafariから情報漏えいする恐れのあるバグは深刻であり、全てのユーザーにアップデートが推奨されます。
一方で新機能がなかったのは肩透かしですが、注目の「MacとiPad間でキーボードやトラックパッドなどが共有できる」ユニバーサルコントロールがいつ提供されるのか続報を待ちたいところです。
Source:9to5Mac(1),(2)
