冬季国体スピードスケートは26日、競技2日目を迎え、少年と成年の男女500mの決勝などが行われました。

このうち成年男子では栃木県スポーツ専門員の阿部啓吾選手が優勝しました。

成年男子500m決勝には栃木から川目拓磨、阿部啓吾の2人の選手が出場。

スタートダッシュが得意の赤の帽子、川目選手がレース序盤から先頭を引きます。

しかし、3年ぶりに国体のリンクに立ち、この大会で引退を考えていたという阿部選手が最後のコーナーで一瞬の隙をついて先頭に立つとそのままフィニッシュ。

川目選手も3位に入りました。

成年女子500mの決勝は前回の国体で優勝した宇佐見鈴音選手が登場。

しかし、スタートの出遅れを終盤まで挽回することができず4位でした。

少年男子500mでは宇都宮工業高校3年萩原由侑選手が初めて進出した順位決定戦で7位入賞です。

成年女子500mの順位決定戦では上鹿渡双葉選手が6位に入っています。

1500m成年男子の準決勝で山本大史選手が、この組2位で27日の決勝に進出。

別の組で出場した渡辺拓選手は決勝進出を逃しました。