高齢者への3回目ワクチン接種始まる 感染拡大で前倒し 宇都宮市
宇都宮市内の商業施設では高齢者を対象とした3回目の集団接種が前倒しして25日から始まりました。
宇都宮市でも新型コロナウイルスの感染者が連日過去最多を更新し、2月から本格的に始まる一般高齢者を対象とした3回目のワクチン接種を1週間前倒しで始めました。
市の中心部にある東武宇都宮百貨店5階に設けられた会場には予約した高齢者およそ30人が追加接種を受けました。
使用しているワクチンはアメリカのモデルナ社製で、接種を受けた人の中にはファイザー社製との交互接種の人もいました。
宇都宮市が行う前倒しでのワクチン接種は31日まで毎日この会場で行われ、1050人分を予定しているということです。
県内の市や町では各地で今月中に、3回目の接種を前倒しで始め、これと合わせて県営の4会場でも接種を進めています。
県によりますと、12月から始まった3回目の接種は24日時点で県内でおよそ4万4千人、全体で2.25%が接種したということです。