米Microsoftは11月2日(現地時間)、Webブラウザ「Microsoft Edge」のLinux用正式版をStableチャネルでリリースした。

Linux版Edgeの正式版は、ビジネス向けEdgeのWebサイトから最新バージョン(95.0.1020.40)のdebパッケージ (Debian、Ubuntu)またはrpmパッケージ(Fedora、OpenSUSE) をダウンロードできる。一般向けのEdgeのページでは、2日時点で英語ページのみにダウンロードリンクが設けられている。

Microsoftは昨年10月にDevチャネルでLinux版Edgeの開発版を提供し始め、今年の5月にBetaチャネルでのプレビューを開始していた。StableチャネルにLinux版が登場したことで、EdgeはPC・モバイルの主要プラットフォーム向け(Windows、macOS、Linux、Android、iOS)の安定版が揃うマイルストーンに到達した。Linux版Edgeのリリースを記念して、同社はEdgeの隠しゲーム「Surf」(edge://surf/)にLinuxユーザー向けのイースターエッグを仕込んだという。Devチャネルで配信しているLinux版Edge 97で表示される。