V6

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 10月10日、北海道で開催されたV6のツアー『LIVE TOUR V6 groove』で、三宅健がうれしい“予告”をし、ファンの期待が最高潮だ!

全員が“WA”になったコンサート

 V6は、11月1日で解散。6人は“最後の日”に向けて、走り続けている。

「9月4日の福岡公演を皮切りに、11月1日まで全国9か所で開催。10月15日にはテレビ朝日系の『ミュージックステーション4時間スペシャル』に出演し、26日は彼らの“出世作”といえるTBS系の『学校へ行こう! 2021』の放送が控えています」(スポーツ紙記者)

 今回がラストツアーとなるが、メンバーはファンを“うじゃけた顔”にはさせない。

「森田剛クンは子どもがいる席には必ず手を振って、坂本昌行クンも、ひとりひとりの顔を見て歌っていました。三宅クンは“26年間、僕たちについてきてくれてありがとう”と言ってくれましたね」(V6ファンの女性)

 全員が“WAになった”コンサートだが、新型コロナウイルスの感染防止の“ルール”があって─。

「会場ではコンサートスタッフが用意した顔全体を覆うフェイスシールド『スマイルアップシールド』をつけることが義務づけられています。来場者は不織布マスクの上からシールドをつけなければなりません」(芸能プロ関係者)

“有観客でもファンが安心してライブを見られるように”という配慮なのだろう。

“ファンサ”が少なくなる噂

「そのほかにも“自宅から会場までつけてきたマスクは会場で取り替える”“ライブ中は歓声や声援を発しない”など、細かくルールが設けられています。これらは、三宅さんが中心になって決めたんですよ」(同・芸能プロ関係者)

 ただ、“マスクとフェイスシールドを両方つける”というルールは、守らない人も……。

「ほとんどの人は守っていますが、一部スマイルアップシールドをつけない人がいたんです。暑かったり、呼吸が苦しかったりと、なにかしら理由があるのかもしれませんが……」(レコード会社関係者)

 しかし、ファンが起こした“奇跡”によって、状況が一変する。

「ネット上で、“きちんとマスクとシールドをつけるように”とファン同士が呼びかけ合ったんです。その効果はテキメンで、9月初めはライブ会場でシールドをつけない人が10人以上いましたが、最近はほぼ全員つけています。V6のファンはマナーがいいことで有名ですが、こんなふうに自発的に行動することに驚きましたよ」(同・レコード会社関係者)

 劇的に改善されたのは、“6人の花道を邪魔しないように”という思いに加えて、こんな理由も。

「会場に行ったファンの間で、シールドをつけていない人がいるブロックには、6人が手を振ったり、目線を向けるといった“ファンサ”が少なくなるという噂が流れたんです。みんなが気持ちよくライブに臨みたいので、気をつけるようになったんですよ」(前出・V6ファンの女性)

 26年間一緒に歩んできたからこそ、お互いを思った行動ができる─。それがV6とファンの“愛”なんだ!