大富豪がバックについたニューカッスル、最初に恩恵を受けるのはアルミロン?

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7日にサウジアラビアの政府系ファンドであるPIFのクラブ買収が完了し、巨額投資による改革が迫るニューカッスル。早くもその影響が出始めているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

2007年から14年間続いたマイク・アシュリー政権に終止符が打たれ、新オーナーとなったムハンマド・ビン・サルマン皇太子の下、メガクラブ化が期待されているニューカッスル。手始めにスティーブ・ブルース監督の去就問題に着手するなどといった様々な憶測が流れているが、どうやら一番最初に新体制発足の影響を受けるのはMFミゲル・アルミロンのようだ。

クラブに大きな動きがあった一方で、選手はインターナショナルブレイクのため各国に散らばっている。アルミロンは母国パラグアイ代表に選出され、7日にもアルゼンチン代表とワールドカップの南米予選を戦ったばかり。今後は10日にベネズエラ戦、14日にボリビア戦が控えるが、コロナの影響で渡英後は10日間の隔離措置を取らなければならない。

『デイリー・メール』によると、それを見越してクラブは買収が発表となる前に、選手の送り迎えのためのプライベートジェットを10万ポンド(1500万円)以上を投じ購入。さらにそれだけでなく、ホテルでの隔離を避けるため、トレーラーハウスを導入したのだという。

関係者によると、それはハリウッドスターが使用するような巨大でハイスペックな最新式のもので、選手を退屈させないための数々のガジェットやテクノロジーが搭載された、かなり豪華な仕様となっている模様。一日当たりにかかる維持費は600ポンド(約9万円)に上ると言われている。

ただ、この仮設住宅により、アルミロンは検疫時でも他に誰もいない場合であればトレーニング施設に自由に行き来できるようになり、調整不足という事態を避けることができる。本人も「待ちきれない」と、むしろ隔離を楽しみにしている様子とのことだ。

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