家事をなにもしない夫や、依存する母親。コロナ禍でのストレスの原因は?
日々、生きていくだけでたまるストレス…。とくにこのコロナ禍では、外出の自粛などで我慢しなくてはいけないことが多く、知らず知らずのうちにストレスがたまってしまっていることも。
今回は、そんなストレスの実態や原因などを、ESSE読者324名に聞いてみました。
読者のストレス実態調査(※写真はイメージです)
いまだに終息の兆しが見えない新型コロナウイルス。以前のような生活に戻るには、まだ時間がかかりそうですよね。我慢を強いられゴールも見えないなか、ストレスを抱えている人は多いのではないのでしょうか? その実態を調査しました。
Q:日頃のストレスの度合いはどのくらいですか?
かなりストレスを感じる 27.8%
ときどき感じる 59.3%
ほとんど感じない 11.7%
まったく感じない 1.2%
約90%の読者が何らかのストレスを感じているとのこと。「ストレスをまったく感じない」という人はわずか1%という結果に。多くの人が、なにかしらのストレスを抱えていることがわかりました。
Q:(少しでもストレスを感じている方は)コロナ禍でストレスを感じることが増えましたか?
コロナ前よりも減った 8.6%
コロナ前よりも増えた 48.9%
以前と変わらない 42.5%
さらに、コロナはどう影響しているのか聞いてみると、半数近くの方が「コロナ前よりもストレスが増えた」と答えていました。
Q:ストレスの主な原因は何ですか?(複数回答可)
1位 子育て 152pt
2位 夫 132pt
3位 人間関係 128pt
4位 家事 110pt
5位 仕事 93pt
ストレスの主な原因を聞いてみたところ、このような結果に。ここでは、ランキング形式でそれぞれのコメントをご紹介します。
日々の子育てがストレスの原因1位に。(※写真はイメージです)
子どもに振り回されて疲労がたまるのはもちろん、子育てに関して周囲の目が気になったり、出産前と環境が変わったりといったことがストレスを感じるきっかけに。
「子どもの泣き声がうるさく、近所迷惑になっていないか不安でストレスです」(神奈川県・36歳・パート/アルバイト)
「娘の夜泣きで寝ることができない上に、産後で以前と同じように仕事ができないこともストレスです」(東京都・37歳・会社員)
「次男がのんびり屋で、同じことを何度注意しても治りません。学校からの配布物を出さないなど小さなことですが、ずっと続くとストレスを感じます」(京都府・52歳・契約社員)
「週6ワンオペで子育てをしていて、実家・義実家ともに県外のため頼ることもできず、息抜きする時間がないです」(福岡県・36歳・専業主婦)
在宅時間が増え、夫に対してイライラする人も。(※写真はイメージです)
育児や家事を手伝ってくれない夫の非協力的な部分にストレスを感じる人が多いようです。
「コロナの影響で夫が在宅ワークになったにも関わらず、家事をする気配がまったくない。それどころか、一度ゴミを捨てをした程度で大きな顔をされるのがつらいです」(東京都・40歳・パート/アルバイト)
「夫がずっと家にいることで、自分だけの時間がなくなってしまいました」(神奈川県・39歳・ライター)
「夫は細かくこだわりが強い人なので、床の傷や汚れに敏感でいちいち騒ぎ立てるのがうるさいです」(神奈川県・33歳・専業主婦)
人間関係の悩みがストレスの原因3位に。(※写真はイメージです)
人間関係の悩みはつきないもの。関係性によっては気をつかわねばならず、解決しづらいストレスの一つなのではないでしょうか。
「ママ友との関係がとにかくストレス。今までのいやなことをふいに思い出したりして、さらにストレスになることも」(神奈川県・38歳・パート/アルバイト)
「いわゆる毒親である実母が年をとって、依存してくるのがつらい」(東京都・40歳・学生)
「子どもの習い事のママ友に自己中心的すぎる人がいます。その子どもも王様のような感じで子どもたちを仕切るので、ストレスがたまります」(愛知県・38歳・パート/アルバイト)
「義母がいらないものを押しつけてきます」(東京都・30歳・会社員)
コロナの影響で、仕事でのストレスも増加!?(※写真はイメージです)
コロナの影響での転職や異動、業務内容の変更など今だからこその理由も。
「自分の働きたい時間帯と求められる時間帯が合わない」(埼玉県・32歳・会社員)
「職場の上司と考え方や仕事のやり方が合わず、日々理不尽なことを我慢しています」(大阪府・40歳・パート/ルバイト)
「コロナをきっかけに働き始めた飲食店で、上司との折り合いが悪くパワハラを受けるように。収入を考えると辞めたくても辞められず、本当にストレスです」(神奈川県・37歳・パート/アルバイト)
「仕事の目標が高くなったのに、お給料は上がらずただストレスが増えました」(大阪府・34歳・会社員)
終わらない家事に疲れている人も。(※写真はイメージです)
得意不得意だけでなく、なかなか終わらない家事は身近なストレスの要因に。
「洗い物が苦手で、それがストレスに」(東京都・26歳・専業主婦)
「家事が山のようにたまってしまう」(千葉県・35歳・パート/アルバイト)
「掃除をするタイミングが読めないです」(神奈川県・49歳・専業主婦)
「子どもが小さいので常に家の中がグチャグチャです」(兵庫県・37歳・専業主婦)
ほかにもホルモンバランスに振り回されてしまったり、大家族が近所に引っ越してきてストレスを感じるようになったりなど、多様な原因がありました。
ストレスを抱えながらも毎日一生懸命過ごしているからこそ、ときには自分を労ることも忘れないようにしたいですね。
<取材・文/やまざきひでよ>
今回は、そんなストレスの実態や原因などを、ESSE読者324名に聞いてみました。
読者のストレス実態調査(※写真はイメージです)
半数近くの人がコロナ前よりストレスを感じていた!みんなのストレス事情
Q:日頃のストレスの度合いはどのくらいですか?
かなりストレスを感じる 27.8%
ときどき感じる 59.3%
ほとんど感じない 11.7%
まったく感じない 1.2%
約90%の読者が何らかのストレスを感じているとのこと。「ストレスをまったく感じない」という人はわずか1%という結果に。多くの人が、なにかしらのストレスを抱えていることがわかりました。
Q:(少しでもストレスを感じている方は)コロナ禍でストレスを感じることが増えましたか?
コロナ前よりも減った 8.6%
コロナ前よりも増えた 48.9%
以前と変わらない 42.5%
さらに、コロナはどう影響しているのか聞いてみると、半数近くの方が「コロナ前よりもストレスが増えた」と答えていました。
●家庭はストレスの巣窟!?みんなのストレスの原因
Q:ストレスの主な原因は何ですか?(複数回答可)
1位 子育て 152pt
2位 夫 132pt
3位 人間関係 128pt
4位 家事 110pt
5位 仕事 93pt
ストレスの主な原因を聞いてみたところ、このような結果に。ここでは、ランキング形式でそれぞれのコメントをご紹介します。
●1位:かわいいけれど息抜きもしたい!24時間365日休みのない「育児」
日々の子育てがストレスの原因1位に。(※写真はイメージです)
子どもに振り回されて疲労がたまるのはもちろん、子育てに関して周囲の目が気になったり、出産前と環境が変わったりといったことがストレスを感じるきっかけに。
「子どもの泣き声がうるさく、近所迷惑になっていないか不安でストレスです」(神奈川県・36歳・パート/アルバイト)
「娘の夜泣きで寝ることができない上に、産後で以前と同じように仕事ができないこともストレスです」(東京都・37歳・会社員)
「次男がのんびり屋で、同じことを何度注意しても治りません。学校からの配布物を出さないなど小さなことですが、ずっと続くとストレスを感じます」(京都府・52歳・契約社員)
「週6ワンオペで子育てをしていて、実家・義実家ともに県外のため頼ることもできず、息抜きする時間がないです」(福岡県・36歳・専業主婦)
●2位:コロナで在宅時間が増えた分、ストレスの要因になっている「夫」
在宅時間が増え、夫に対してイライラする人も。(※写真はイメージです)
育児や家事を手伝ってくれない夫の非協力的な部分にストレスを感じる人が多いようです。
「コロナの影響で夫が在宅ワークになったにも関わらず、家事をする気配がまったくない。それどころか、一度ゴミを捨てをした程度で大きな顔をされるのがつらいです」(東京都・40歳・パート/アルバイト)
「夫がずっと家にいることで、自分だけの時間がなくなってしまいました」(神奈川県・39歳・ライター)
「夫は細かくこだわりが強い人なので、床の傷や汚れに敏感でいちいち騒ぎ立てるのがうるさいです」(神奈川県・33歳・専業主婦)
●3位:実親・義親、ママ友、同僚…悩みのタネといえば「人間関係」
人間関係の悩みがストレスの原因3位に。(※写真はイメージです)
人間関係の悩みはつきないもの。関係性によっては気をつかわねばならず、解決しづらいストレスの一つなのではないでしょうか。
「ママ友との関係がとにかくストレス。今までのいやなことをふいに思い出したりして、さらにストレスになることも」(神奈川県・38歳・パート/アルバイト)
「いわゆる毒親である実母が年をとって、依存してくるのがつらい」(東京都・40歳・学生)
「子どもの習い事のママ友に自己中心的すぎる人がいます。その子どもも王様のような感じで子どもたちを仕切るので、ストレスがたまります」(愛知県・38歳・パート/アルバイト)
「義母がいらないものを押しつけてきます」(東京都・30歳・会社員)
●4位:生きていくために必要なことだけど、やっぱり疲れる「仕事」
コロナの影響で、仕事でのストレスも増加!?(※写真はイメージです)
コロナの影響での転職や異動、業務内容の変更など今だからこその理由も。
「自分の働きたい時間帯と求められる時間帯が合わない」(埼玉県・32歳・会社員)
「職場の上司と考え方や仕事のやり方が合わず、日々理不尽なことを我慢しています」(大阪府・40歳・パート/ルバイト)
「コロナをきっかけに働き始めた飲食店で、上司との折り合いが悪くパワハラを受けるように。収入を考えると辞めたくても辞められず、本当にストレスです」(神奈川県・37歳・パート/アルバイト)
「仕事の目標が高くなったのに、お給料は上がらずただストレスが増えました」(大阪府・34歳・会社員)
●5位:報酬や感謝がなくても、こなさないといけない「家事」
終わらない家事に疲れている人も。(※写真はイメージです)
得意不得意だけでなく、なかなか終わらない家事は身近なストレスの要因に。
「洗い物が苦手で、それがストレスに」(東京都・26歳・専業主婦)
「家事が山のようにたまってしまう」(千葉県・35歳・パート/アルバイト)
「掃除をするタイミングが読めないです」(神奈川県・49歳・専業主婦)
「子どもが小さいので常に家の中がグチャグチャです」(兵庫県・37歳・専業主婦)
ほかにもホルモンバランスに振り回されてしまったり、大家族が近所に引っ越してきてストレスを感じるようになったりなど、多様な原因がありました。
ストレスを抱えながらも毎日一生懸命過ごしているからこそ、ときには自分を労ることも忘れないようにしたいですね。
<取材・文/やまざきひでよ>