水害時に子どもが背負ったまま「浮くリュック ビートキューブ」

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 三和商事は、集中豪雨などいざという時のために、子どもに持たせたい「浮くリュック ビートキューブ」を9月1日に発売する。

 同社は、区の7割がゼロメートル地帯の東京都江戸川区で防災専門店「防災ファーム」を運営し、水害が懸念される地域のニーズから、普段使いできるデザイン性の高い「浮くリュックシリーズ」を企画開発し販売している。

 今回はシリーズ第3弾として、突然の水害から子どもを守る「浮くリュック ビートキューブ」を防災の日に販売開始する。災害はいつ起こるかわからない。だからこそ、いつも(日常時)ともしも(非常時)どちらでも役に立つ特長を兼ね備えたリュックを実現した。ランドセルタイプで使いやすく救命胴衣代わりにもなるため、いつも身近に「安心」を持ち歩くことができる。

 「ビートキューブ」は、いざという時には、リュックの両サイドに内蔵した浮力板を引き出すことで、リュックを背負ったままでバランスよく浮くことができる。立ち泳ぎの姿勢で浮いていることができるので、水が苦手な子どもでも顔に水がかかりにくい状態を保つことができる。

 また、急な雨にも大切なカバンの中の教科書やノートを守る。文部科学省の「GIGAスクール構想」で子どもたちがタブレットを持ち歩く時代に最適。リュックは、ランドセルと同等のA4フラットファイルがゆったり入る大きさで、内部はポケットがたくさんついていて、カバンの中を整理しやすく使いやすい仕様となっている。

 価格は2万5000円。