ノートPCの狭い画面を広く使う必殺ワザ! 異なるソフトをタブ化してテレワークも効率化ができる

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Excelは1つのファイルでシートをいくつも扱える。
ChromeなどのWebブラウザーや Acrobat Reader DCも、タブを使うことで何ページも1つのアプリ上で開くことができる。

しかし、ブラウザーとExcelなど、違うソフトをタブでまとめるなんて芸当は無理だ。

そう思ってはいないだろうか?

実はフリーソフトを使えばそんな夢のようなこともできちゃうのだ。

ノートPCは画面が狭い。たくさんのソフトを起動して仕事をするのはとても大変だ。
アプリ画面を切り替えるのには、
・タスクバーのアイコンをクリックするとか……。
・重なりのない部分をみつけてそこをクリックするとか……。

タスクバーの場合、Acrobat Readerだと、開いているタブが全部表示されていずれかを選択しなければならない。小さなサムネイルを睨みつけて開きたいものをターゲットするのは目が著しく疲れる。

上記のような不便さを感じているなら、
ぜひフリーソフト「TidyTabs Personal」で解決しよう。


ウインドウの左上にポインターを合わせるとタブが現れる



タブをドラッグしてまとめたいウインドウの左上にドラッグ


これでブラウザーとExcelが1つのウインドウで切り替えて表示できるようになった。
無料で利用できるのはタブ3つまで。
また、マルチウインドウには対応していないので、2つ以上画面がある場合でもメイン画面でしか利用できない。


無料で使えるのは3タブまで


筆者の環境はまさにマルチウインドウで、
・1画面目は、仕事の関係上1024×768ドットの小さな画面
・2画面目が、メインの1920×1080ドットフルHD画面
それでも画面が足りない。

Webで調べ物をしながら、PDFを参照しながら、ソフトの動作を確認し、スクリーンショットを撮る。そしてそれをレタッチソフトに取り込む。
そんなわけで、
メイン画面でReader DCとChromeとレタッチソフトの3つをタブでまとめ、切り替えながら使っている。

いちいちタスクバーまでマウスを下ろさなくて済むし、まずは目的のソフトに切り替えてから、その中で今必要なタブを選ぶ。
このほうが仕事の効率が格段にいいのだ。

フルHD画面の大部分にまとめたウインドウを表示し、残りの隅っこと小さい画面でExcelやメールソフトを起動して利用する、というのが最近の定番だ。

たくさんのソフトを同時並行で利用する必要があるような仕事をしている人は、ぜひ試してみてほしい。

TidyTabs Personal


執筆 内藤由美