ヴァラン、ユナイテッドとの縁は「10年前」から…ファーガソンとの出会いを明かす
今夏のマーケットでレアル・マドリーからマンチェスター・ユナイテッドに移籍することになったフランス代表DFラファエル・ヴァラン。
10代でフランスのRCランスからスペインへと渡った彼は、長くレアル・マドリーでプレーしてきたものの、昨季契約の更新を拒否。イングランド・プレミアリーグでの挑戦に向かうことを心に決めた。
先週末に行われた開幕戦でファンの前にお披露目された彼は、マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトによるインタビュー以下のように「英語で」話したという。
ラファエル・ヴァラン
「(レアル・マドリーに行ってすぐにスペイン語を学んでいたね。そして英語も素晴らしいね?)
このインタビューを英語でやるのは難しいが、やらなきゃならないからね(笑)
同じ目的を持って戦うのだから、ファンの近くにいることがとても大事だ。我々は一緒に戦わなければならないし、チームメイトやコーチとうまくやる必要がある。
自分の人生にも、そして仕事にも、言葉は重要なものだよ」
(ユナイテッドに来ることが出来ると思ったタイミングは?)
アレックス・ファーガソンが僕の母親の家を訪ねてきた2011年から、多くの噂が流れていた。多くの人々が僕とマンチェスター・ユナイテッドについて話していた。
それが現実になりはじめた時、クラブ同士の交渉が始まった時、マンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグを戦える本当のチャンスがやってきたと感じたんだ」
(2013年にはオールド・トラッフォードでヴィディッチ&ファーディナンドのコンビと対戦したね)
もちろんヴィディッチとファーディナンドはレジェンドだ。クリスティアーノ・ロナウド、ギグス、ベッカムも覚えているよ。この家族の一員になれたことを誇りに思う。
(選手として、自分を3つの言葉で表すとしたら?)
勤勉で、リスペクトを欠かさず、そして野心的だよ。
(ポグバとは友人ですね。彼はどんな人?)
ポールはとても前向きな人物で、すばらしいエネルギーを持っている。ドレッシングルームでもピッチでも選手をやる気にさせることが出来るんだ。
我々は全く違った性格だがお互いに補完しあっている。チームには様々なタイプのリーダーやキャラクターを持つことが重要なんだ。
(家族は移籍についてどう感じている?)
彼らはとても興奮しているよ。家族にとっても新しい挑戦であり、この変化の準備ができていた。
いつも僕と一緒にいて、支えてくれる。この新しい冒険は我々のもので、僕だけのものではない。バランスを取るために、家族はとても重要なんだ」