チェルシー、ルカク獲得でインテルと合意か…クラブ史上最高額で7年ぶり復帰へ

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 チェルシーは、インテルに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得でクラブ間合意に達したようだ。7日、イギリスメディア『アスレティック』やイタリアメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 報道によると、チェルシー史上最高額となる移籍金9750万ポンド(約149億円)で両クラブは合意に至った模様。なお、取引ではチェルシーからインテルへの選手の譲渡は行われないようだ。また、ルカクはチェルシーと5年契約を結ぶと見られ、サラリーはチームトップの週給19万5000ポンド(約2930万円)となりそうだ。

 現在28歳のルカクはアンデルレヒトの下部組織出身で、2011年8月に18歳でチェルシーに加入。しかし、同クラブでは通算15試合の出場にとどまり、ウェスト・ブロムウィッチやエヴァートンへのレンタルを経て、2014年7月にエヴァートンへ完全移籍した。その後、2017年7月にマンチェスター・Uに移籍。プレミアリーグでは通算252試合の出場で113ゴールを挙げている。

 ルカクは2019年8月にインテルへと完全移籍。昨シーズンは公式戦44試合の出場で30ゴール10アシストを記録し、2009−10シーズン以来となる19回目のセリエA優勝に貢献した。また、昨季のセリエA最優秀選手に選ばれた。

 ルカク本人もチェルシー復帰には前向きだと伝えられてきたが、果たして7年ぶりの復帰は実現するのだろうか。