2018年7月、日光市を観光で訪れていたフランス人女性の行方が分からなくなってから29日で3年です。

警察は28日、チラシを配って情報提供を呼びかけました。

行方が分からなくなっているのはフランス人女性のベロン・ティフェヌ・マリー・アリックスさん(当時36)です。

ベロンさんが最後に目撃されたのは3年前の2018年7月29日、観光で宿泊していた日光市内のホテルから外出するときのことです。

行方不明から丸3年となるのを前に28日は警察官や日光市の職員などおよそ20人が東武日光駅周辺で1200枚のビラを配りながら情報提供を呼びかけました。

ビラはこれまでの日本語と英語のほか、多くの人知ってもらうため、今年からフランス語と中国語を加えました。

警察ではこれまでにのべ6900人を動員し、日光市内の観光スポットや川や山などでの捜索を行ってきましたが、有力な手がかりや情報提供はないということです。

警察は今後も事件と事故の両面で捜索を続けるとともに情報提供を呼びかけています。