大手製薬会社と日光市が26日、熱中症予防や来年の国体に向けて包括連携協定を結びました。

日光市と協定を結んだのは大手製薬会社の大塚製薬です。

大塚製薬は栃木県のほか、日光市を含め県内9つの市と同様の協定を結んでいますが、日光市が民間の製薬会社と協定を結ぶのは初めてです。

日光市はこの協定で健康寿命や食育、熱中症予防、スポーツ、観光振興などに関する情報を共有して健康的な市民生活を目指すとしています。

大塚製薬はすでに新型コロナウイルスワクチンの日光市の集団接種に訪れた人たちに合わせて1200本のペットボトル飲料を提供したり、福祉施設の職員向けの熱中症予防の講演会を開いたりと日光市と協力して活動しています。

今後は2022年に行われるいちご一会とちぎ国体に向けで協力していく方針です。