韓国は近年先進国に数えられるようになり、中国では「韓国はどれだけ強い国なのか」という話題が関心を集めている。中国メディアはこのほど、「日本と韓国を比べたら、どちらが強いか」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 韓国は近年先進国に数えられるようになり、中国では「韓国はどれだけ強い国なのか」という話題が関心を集めている。中国メディアの捜狐はこのほど、「日本と韓国を比べたら、どちらが強いか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、韓国のテレビ番組で日本と中国と韓国について言及する時の「並び順」について紹介するコーナーがあったことを紹介した。中国人は「中日韓」、日本人は「日中韓」の順だと紹介し、自国を最初に持ってくるのは通例だが、「日本人も中国人も韓国を一番後ろに持ってくる」と指摘した。地理的には韓国は日中の間に位置するので2番目で然るべきだが、最後に持ってくるのはやはり「国力が劣るからだ」と分析している。

 では、韓国が先進国として認められるようになったいま、韓国の総合的な国力はどのくらいなのだろうか。記事の中国人筆者は、同じ先進国でも「先進国になったばかりの国と、先進国になって長い国とでは、全然違うのが現状」と指摘している。日本は人口、国土面積、経済、工業、科学技術などで韓国を大きく上回っているとした。

 軍事面については、韓国には兵役制度があるため軍の規模が大きく、兵士数では日本を大きく上回ると紹介した。しかし、兵器については、日本の軍事力は防衛に限られているにもかかわらず、空軍力と海軍力で韓国を上回っており、特に潜水艦技術は非常に進んでいると指摘している。結局、韓国の軍事力は規模で日本を上回っているとしても、日本の先進的な武器で相殺されてしまうので「大差はない」とした。

 記事は結論として、日韓の国力にはかなりの差があり、どちらも先進国とはいえ「日本が圧倒的に上回っていて、レベルが違う」とした。中国人としては、中国より先に先進国になった韓国のことが気になるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)