砕石現場にマンモス重機がやってきた
佐野市の砕石現場に超大型のダンプトラックと油圧式ショベルが納入されました。
このクラスの超大型重機は国内では極めて珍しいということです。
今回の超大型重機、まずその大きさに圧倒されます。
ダンプトラックは高さ7メートル。タイヤの直径は3.5メートルで女性と比較すると一目瞭然です。
10トンダンプ18台分のスケールで幅が9メートルもあるので公道は走れません。
一方の油圧式ショベルは街でよく見かけるショベルカーのおよそ28台分。バケットの大きさも迫力が違います。
「はたらくくるま」の究極とも言うべきこの重機を製作したのは日立建機で、今回、佐野市の藤坂の砕石現場に納入され、7月15日に記念の式典が行われました。
日立建機グループでこの規模の油圧式ショベルは国内で初めての導入、ダンプトラックは高知に次いで国内3台目、4台目の納入です。
何もかも桁違いのインパクトがあるマンモス重機。1973年創業の藤坂は国内有数の採石場を持ち、従業員はおよそ100人いますが、作業の効率化を図る狙いがあります。
製作した日立建機も海外でのマンモス重機の納入実績はありますが栃木の現場での重機の活躍を期待しています。