レイズ戦の第2打席で適時二塁打を放つ大谷翔平【写真:Getty Images】

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敵地レイズ戦、第2打席で適時二塁打

 米大リーグ、エンゼルス大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地レイズ戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第2打席では“右前”への適時二塁打を放った。難なく二塁を陥れる抜け目ない走塁の瞬間を現地メディアが動画付きで公開。現地のコラムニストらからは称賛の声が上がっている。

 正確なバットコントロール、そして快足ぶりも光った。2点ビハインドの3回無死一、三塁での第2打席。左腕マクラナハンの外角低めいっぱいのスライダーに食らいついた。やや体勢を崩されながら放った打球は高く弾み、一塁手・崔志萬が伸ばしたグラブの上を越えて右前へ。抜け目なく二塁を陥れるタイムリー二塁打となった。

 これに米記者らはツイッター上で拍手を送っている。米紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は「ショウヘイ・オオタニがエンゼルスに得点もたらす。高いバウンドの打球を右翼へ運び、適時二塁打。無死二、三塁に」と伝え、米スポーツ専門局「ESPN」のキャスター、リッチ・ホレンバーグ氏も「レイズとの4試合と少しで、オオタニは17打席7安打、3本塁打、7打点。笑ってしまうほどとんでもない」と好調ぶりに注目を寄せている。

 米ファンタジースポーツ情報サイト「ロトワイヤー」のコラムニスト、ジェイソン・コレット氏も「オオタニはこれをやっちゃうほど素晴らしい。完璧な位置に投げられたスライダーをホームプレート手前に打ち、バウンドして崔を越すと外野へ。泳がされた時でさえクレイジーな打棒範囲」と大谷の見事なバッティング技術に最敬礼だった。

 大谷はこの日3打数1安打1打点。しかしチームは投手陣が粘れず3-13で5連敗となった。(THE ANSWER編集部)