チーム2点目のホームに生還した大谷(17)と出迎えるウォルシュ(20)

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エンゼルス 6 − 1 ロイヤルズ ●

<現地6月9日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルス大谷翔平選手(26)は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。3打数1安打1四球1得点の成績で、チームの3連勝に貢献した。

 初回一死無走者の第1打席は相手先発の右腕・ケラーのチェンジアップを捕らえるも、痛烈なライナーは右翼手のグラブに吸い込まれ右直。

 それでも、3回二死一塁で迎えた第2打席は、初球のスライダーを左翼前に鮮やかに流し打ちチャンスメーク。続く3番・レンドンの右越え先制適時二塁打を呼び込み、大谷自身もチーム2点目のホームを駆け抜けた。

 5回の第3打席も二死一塁で迎えたが、ここは一度もスイングすることなく四球で出塁。7回先頭の第4打席は2番手右腕・ケラーの鋭く曲がり落ちるスライダーにタイミングが合わず空振り三振に倒れた。

 大谷は3打数1安打1四球1三振の成績で、4試合連続の複数出塁。今季の打率を「.262」とした。

 ア・リーグ東地区4位のエンゼルスは下位打線の繋がりが光り、先発のキャニングも7回途中5安打1失点と好投。ロイヤルズを迎えた本拠地3連戦を3連勝でスイープし、借金を「2」に減らした。