画像はアサヒビールのホームページ スクリーンショット

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自然発泡する缶ビール「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」が6日からコンビニで先行発売された。その直後から、SNSでは発生した泡のきめ細かさに驚く声のほか、空き缶にビールを注いで繰り返し使いたいといったコメントまで寄せられている。缶の再利用については疑問視する声もあがっているため、アサヒグループホールディングスに利用可能かを聞いた。

「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」は、缶のフタを開けると飲食店が提供する樽生のようなクリーミーな泡が自然発生する缶ビール。缶のまま直接飲用することで炭酸ガス圧を保ち、特別な製法による缶内部の凹凸が泡を発生させる仕組みとなっている。

アサヒグループホールディングスによると、飲食店の生ジョッキのような泡立ちは、自然発泡の仕組みとともに、ガス圧が保てていることで実現。空いた生ジョッキ缶に、ビールを注いだ場合でも泡は立つが、移し替えることで炭酸ガスが飛ぶ。このため、商品本来の泡立ちは得られないという。また、生ジョッキ缶については「1回きりの利用を想定」。メーカーとしては、「品質を保証しなければならない」が、再利用する場合は「それができない」「1回きりの利用を推奨している」と説明した。