このご時世に「70%超え」の猛者も! MTが売れまくりのクルマとは
MT率が圧倒的に高いモデルも存在!
直近のデータでは、国内で販売される乗用車の99%はAT車というこの時代に、3ペダルのMT車のほうが売れている車種がいくつかある。そうしたMT車が支持されているクルマをピックアップしてみよう。
1)MT率70%以上
MT率が圧倒的に高いのは、マツダのロードスターとホンダのS660。
この2台は70%の人がMTを選ぶという人気ぶり。
両車ともコンパクトなライトウエイトのオープンカーで、MTでキビキビ走るスポーツ感・スポーツ性を重視しているオーナーが多いということだろう。
もう一台、スバルのBRZの最終モデルも、MT率75%と飛び抜けて高い。残念ながらすでに販売終了になってしまったが、スバルファンはMT好きが多いようだ。
意外なモデルにもMTが設定されていることも
2)MT率50%〜69%
圧倒的ではないにせよ、MT率が半数を超えているのは次の2台。
トヨタ86が65%。スバルWRXが58%。
サーキット走行会などで見かけると、この二台はほぼMT車だと思っていいし、街中でもMT車を見かけることが多いので、やはりMTが支持されている代表的なクルマになる。
しかし、WRXは販売終了で、86も現行モデルはそろそろ終焉……。
次期86はともかく、スバルから次のMT車は出てくるのだろうか????
3)MT率50%未満
今年モデルチェンジが予定されている日産のフェアレディZ(Z34)のMT率は、45%といったところ。ダウンシフト時のオートブリッピング機能だってついているのに、MT率が半数以下というのはさみしい感じもするが、このクラスでZのキャラクターを考えると、大健闘といえるのかもしれない。
あとは、スズキのスイフトとジムニーシエラもMT率の高いクルマ。スイフトシリーズ全体でMT率は約25%。ジムニーシエラは28%になる。
新型車ではトヨタのヤリスにMT仕様があるが、これもMT率は4%ほど。トヨタではカローラシリーズにもMTが用意されているが、MT率は3%台にとどまっている。