ホントに使える簡単タイヤワックスはどれ?ガチンコ比較で格付け!

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タイヤにスプレーして拭き上げも不要のお手軽作業で、サイドウォールの汚れを落とし、つや出しもできる「簡単タイヤワックス」。パッケージだけでは製品ごとの違いがわかりにくく、価格で選んだり、聞いたことのあるブランドを選ぶという人が少なくないだろう。そこで今回はカー用品販売店で見つけた3モデルを使って実力をチェックした。〈テスター:浜先秀彰 Hideaki Hamasaki〉

■今回のエントリー商品「簡単タイヤワックス編」

NISCO タイヤクリーナー
内容量:500ml
購入価格:298円(税別)
日新商会 http://www.nissinshokai.co.jp/

プロスタッフ Mr.ブラック スーパー光沢
内容量:500ml
購入価格:498円(税別)
プロスタッフ https://prostaff-jp.com/

クリンビュー ノータッチ UV
内容量:420ml
購入価格:398円(税別)
イチネンケミカルズ https://www.ichinen-chem.co.jp/

いきなりズバリ!買いはどれ?〈総合評価〉



1位:クリンビュー ノータッチ UV
2位:プロスタッフ Mr.ブラック スーパー光沢
3位:NISCO タイヤクリーナー

1位は「クリンビュー ノータッチ UV」。ノータッチシリーズはおよそ30年もの歴史を持つロングセラーということもあり、改良を重ねて進化を続けた現在の商品は完成形と言える存在。すべての面において満足できる性能で、これを選んでおけば間違いない。強いて言えば容量がライバルに比べて少なめなのが気になった。

2位に推すのは僅差で「プロスタッフ Mr.ブラック スーパー光沢」。こちらも実力の高い製品で、ネーミングのとおりキレイな光沢が得られた。ただし汚れ落とし効果はやや控え目に感じられた。

そして3位になってしまったのは「NISCO タイヤクリーナー」で、容量が多く価格も安いのだが、泡切れに時間がかかったり仕上がりでムラが出やすいなど作業性が今ひとつに思えた。汚れ落とし効果は得られた。

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■どんな製品?


NISCO タイヤクリーナー
なじみのないブランドではあるが、500mlで購入価格298円(税別)と、つい手が伸びてしまいそうな価格設定。「蘇る漆黒の輝き!」というキャッチコピーに期待したいところ。


プロスタッフ Mr.ブラック スーパー光沢
プロスタッフは多くのカーケミカル製品をラインアップする。「Mr.ブラック」ブランドでもいくつかのバリエーションが用意されており、これは「スーパー光沢」とキャラクターがわかりやすい。


クリンビュー ノータッチ UV
簡単タイヤクリーナーの草分けで、代名詞ともいえる存在。使ったことはなくても名前を知っている人も多いだろう。ラインアップが豊富でハンドスプレー(ミストタイプ)なども選べる。



■スプレーの作業性は?


NISCO タイヤクリーナー
液剤が周囲に広がりにくいため、タイヤから距離を離しぎみに使うといいだろう。何度か押し直すような操作をすると噴射部に泡が溜まりやすく、細長い泡がぶら下がるような場合もあった。


プロスタッフ Mr.ブラック スーパー光沢
細かな霧状の液剤がまんべんなく広がる感じだが、こちらもタイヤからはやや距離を取ったほうがキレイにスプレーできるだろう。容量が多いせいか缶を持つ手首に重量を感じる。


クリンビュー ノータッチ UV
微細な液剤が広範囲に広がるため、少しタイヤに近めで作業をしたほうがいいだろう。離すとホイールに液剤がかかりやすくなるようだ。ボタンのサイズがやや大き目で押しやすいのもいい。



■液剤の泡立ちや泡切れは?


NISCO タイヤクリーナー
スプレーをした直後からモコモコと勢いよく泡が盛り上がって汚れを包み込む。だが泡切れは今ひとつで、泡が落ちきるまでの時間を手元の時計で測ったところ約15分かかっていた。


プロスタッフ Mr.ブラック スーパー光沢
液剤が薄くかかり、それほど泡立ちがいいわけではない。泡切れは早めですぐに流れていくが、しずくのような液剤が凹凸面に残る。泡が落ちきるまでの時間は約5分だった。


クリンビュー ノータッチ UV
タイヤにかかった液剤はすぐにモコモコとした泡に変わり、汚れを包み込みながら素早く流れていく。タイヤ上に液剤はほとんど残らなかった。泡が落ちきるまでは5分程度。



■汚れ落とし効果は?


NISCO タイヤクリーナー
タイヤ上に長時間、液剤の泡がとどまるということもあり、汚れ落とし効果は高いようだ。上の写真を見ると茶色い汚れが泡に包み込まれて一緒に流れているのがよくわかるだろう。


プロスタッフ Mr.ブラック スーパー光沢
泡立ちが少なくて泡切れもいいために汚れを包み込んで落としているという印象は少ない。とはいえ写真を見てのように茶色い汚れが液剤とともに流れているので、それなりの効果は感じられる。


クリンビュー ノータッチ UV
泡立ち、泡切れともによく、液剤が早く流れ落ちるので、写真を見てわかるように効率よく汚れ落としができるようだ。液剤と混ざった汚れがタイヤ上に置いていかれることも少ない。



■仕上がりの美しさは?



NISCO タイヤクリーナー
今回持ち出した3モデルの中でいちばんツヤ出し効果が高い。タイヤがパッと目立つようなハッキリとしたツヤだ。だがスプレー後の泡が流れにくいためか液剤が付着せずムラに見える場所もあった。



プロスタッフ Mr.ブラック スーパー光沢
「スーパー光沢」と名乗っていることもあり、優れたツヤ出し効果がある。だがギラギラ、テカテカといった感じではなく比較的自然だ。ムラも出にくいようでキレイな仕上がりとなる。



クリンビュー ノータッチ UV
落ち着いたナチュラルなツヤ。派手さのないしっとりとしたキレイな「黒」を感じられる。泡がスムーズに流れるせいかムラが出ることもなく、本当に「ノータッチ」で満足の仕上がりだ。



ズバリ!買いはどれ?〈総合評価〉

1位:クリンビュー ノータッチ UV

2位:プロスタッフ Mr.ブラック スーパー光沢

3位:NISCO タイヤクリーナー


1位は「クリンビュー ノータッチ UV」。ノータッチシリーズはおよそ30年もの歴史を持つロングセラーということもあり、改良を重ねて進化を続けた現在の商品は完成形と言える存在。すべての面において満足できる性能で、これを選んでおけば間違いない。強いて言えば容量がライバルに比べて少なめなのが気になった。

2位に推すのは僅差で「プロスタッフ Mr.ブラック スーパー光沢」。こちらも実力の高い製品で、ネーミングのとおりキレイな光沢が得られた。ただし汚れ落とし効果はやや控え目に感じられた。

そして3位になってしまったのは「NISCO タイヤクリーナー」で、容量が多く価格も安いのだが、泡切れに時間がかかったり仕上がりでムラが出やすいなど作業性が今ひとつに思えた。汚れ落とし効果は得られた。

〈文と写真=浜先秀彰〉