「不倫デート」と書き込まれたプリクラ。その真意は……

「僕と “まーたん” は、彼女が大学に入った年から、NHKに入局してからもずっと “深い” の関係でした。僕は一度も彼氏に昇格することはなく、ただの都合のいい『間男』でした」

 30代男性のAさんと、彼の言う “まーたん” こと桑子真帆アナ(33)が出会ったのは、2006年のこと。2人は、東京外国語大学の先輩と後輩という間柄だった。

「2010年にNHKに入局した桑子アナは現在、『おはよう日本』のメインキャスターを務めています。2020年末には、3回めとなる『紅白歌合戦』の総合司会の重責を果たしました」(スポーツ紙記者)

 そんなNHK看板アナに、意外すぎる素顔が――。

「彼女と知り合ったのは、彼女が大学1年の夏休みが終わったころの飲み会でした。たまたま席が隣になり、連絡先を交換しました。彼女は、学内でもチャラいことで有名な音楽サークルに所属していました」(Aさん、以下同)

 女子校育ちで、「勉強、部活で忙しかったし、彼氏はいなかった」とAさんに語っていた桑子アナ。その反動か、出会ったときにはすでに、遊び慣れている様子だったという。

「サークル内はもちろん、他大学の学生にもモテモテでした。僕と彼女が男女の関係になったのは、飲み会から約2カ月後。それまで複数人で何度か会っていたのですが、2人だけで飲むことになり、盛り上がってこちらから誘ったのがきっかけです」

 だが当時、桑子アナには、すでに彼氏がいた。そのため、Aさんと桑子アナは、周囲には自分たちの関係を秘密にしていた。

「彼女は実家から通っていたので、人目にふれないように私のワンルームマンションか、ホテルで会うことが常でした。恋人関係にはしてもらえなかったので、デートらしいデートは、ほとんどしたことがありません。

 私との関係を続けつつ、“本命” の彼氏も何人か代わり、私とは数カ月会わないこともありました。彼女は新しい彼氏ができると、わざわざ私に報告してくるんです。『僕の存在は、いったいなんなんだろう』と落ち込みましたね」

 桑子アナは「好きになったら、とにかく突き進む性格だった」という。狙った男性に交際相手がいても、おかまいなしだった。

「男選びは、とにかくビジュアル重視。『友達の彼氏がいちばんスリルと背徳感がある』そうで、『◯◯ちゃんの彼氏はイケメンすぎる! デートしてみたい』『(自分の)彼氏よりよかった』とも、僕に言っていました。

 交際相手がいる男性と遊ぶことを彼女は『不倫デート』と呼んでいて、女友達の彼氏と陰で関係を持ったことは、私が知るだけで何回もあります。多いときには、僕を入れて同時に3股交際していたこともありました」

ラブラブ風の一枚では、男性とハグ

 当時交際していた複数の男性と桑子アナとのツーショットプリクラを見せてもらうと、Aさんが言うとおり、そのなかの一枚に「不倫デート」という書き込みがある。なぜ、そんなにモテたのか。

「彼女は酔うと、あの大きな目がトロンとして、ふだんは低めの声が猫なで声になり、『指が細くてきれい』とか言いながら、甘えた感じでさわってくるんです。私も虜になったひとりですが、狙われた男は、ほぼ全員彼女に惚れていました」

 大学生活を満喫した桑子アナは、2010年にNHKに入局する。

「彼女は在学中、NHKでアルバイトをしていましたが、アナウンススクールには短期間通っただけでした。内定したことは、本人がいちばんびっくりしていました」

 最初の配属先は、長野放送局。当時の桑子アナを知る、あるNHK関係者が証言する。

「お酒が好きで、種類はなんでも飲みます。地方局時代は、上司や先輩などの誘いは基本断わらず、深夜3時くらいまで飲むこともありました。

 同期入局で、広島に配属されたジャニーズ系の記者と遠距離恋愛していましたが、桑子アナが長野から広島に異動するころには、もう別れていましたね」

 そのころには一般企業に就職していたAさんだが、2人の関係は、社会人になってからも続いていたという。

「彼女が地方局に勤務していたころは、数カ月に一度、私が彼女のマンションに行く形で会っていました。彼女が自宅のベッドのマットレスを替えたとき、古いマットレスを捨てずに、なぜかベランダに放置していたことを覚えています」(Aさん、以下同)

 桑子アナは2015年に東京アナウンス室に異動になり、『ブラタモリ』のアシスタントに抜擢される。

「すぐにタモリさんの著書を購入して、研究していました。人気が出ても天狗になることはなく、地道に努力を続けていました。そういうところでは、尊敬できる存在なんです」

 桑子アナにとって、ある時期までのAさんは、なんでも話せる気の置けない存在だったに違いない。だが、日本中の誰もが知る存在に彼女は成長した。いつしか、Aさんの存在が疎ましくなったのか――。

「彼女が東京に異動してからも、しばらくは会っていましたが、あるとき電話してみると、いつの間にか着信拒否されていました。LINEもブロックされていて、それ以降はいっさい連絡を取っていません。なんの前ぶれもなく、突然捨てられたんです」

 2017年、桑子アナは「就職活動中に知り合った」というフジテレビの谷岡慎一アナと結婚したが、2018年にスピード離婚しているのは、ご存じのとおり。NHKに桑子アナとAさんとの関係について問うと、「個別の職員に関することはお答えしていません」と回答があった。

 現在Aさんは家庭を持ち、2020年の『紅白』は家族で観たそうだ。

(週刊FLASH 2021年2月2日号)