塾長の斉藤健一郎氏

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 考えるより出馬! ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(48)の名前を冠した「堀江政経塾」が21日開講し、長期的ビジョンでの政治家育成かと思いきや、超ハイペースの実践的政治塾に早変わりした。

 同塾はNHKから国民を守る党の立花孝志党首(53)が代表を務める「ホリエモン新党」が母体で、堀江氏の秘書である斉藤健一郎氏(39)が塾長を務める。堀江氏は運営にタッチせず、牾杏講師瓩箸靴董月1回の定例会で講演する。

 政治塾といえば、政治家育成のために松下政経塾や日本維新の会の維新政治塾、小池百合子都知事の希望の塾など多数存在し、堀江政経塾も同様の趣旨。立花氏は、1年以内に行われる直近の衆院選向けよりも長期的展望を掲げていた。

 ところが、堀江氏のビジョンは違った。非公開で行われた第1回定例会で講演した堀江氏は「全員、とりあえず立候補。僕の話を聞くだけでなく、動かないとダメ」と塾生に対し、来月の定例会までに国政選挙や地方選挙で出馬したい選挙区トップ3を選んでくるようノルマを課したのだ。

 塾生の中には党運営や政策作り、選挙時の裏方希望者もいたが、堀江氏は「僕も15年前に亀井静香さんと(郵政選挙で)戦った。選挙運動はお祭りみたい。まず経験しましょう。政治に対する意識が高まる」と低予算で臨める市議選や区議選レベルでもいいから立候補するべきとした。

 このスピード感には立花氏もびっくり。「政経塾に堀江さんは関係ないと言いながらも、講師として来ている意味を分かってもらいたい。かなり力が入っている証拠。塾生は宿題を出された以上、やらないといけない」とハッパをかけた。

 同塾のキャッチフレーズは「『できる』を探して実践していきましょう」――。塾生は初っ端からふるいにかけられた。