生理痛は女性にとって、モチベーションを左右するほどの悩み事の1つ。

イライラしたり、落ち込んでしまったり、人により程度も症状も違うため、なかなか理解されにくいですよね。

そんなつらい生理痛を軽減する方法を、薬剤師の芝軒千紘さんに教えてもらいました。

生理痛の原因

出典: 美人百花.com

私たちの身体は、妊娠準備のために子宮内にある子宮内膜を厚くさせますが、妊娠しなかった場合は「プロスタグランジン」という物質が収縮を起こすことで、剥がされた子宮内膜が血液と一緒に排出されます。この分泌が過剰の人はキリキリとした生理痛を感じやすくなります。

またプロスタグランジンは子宮の血流も悪くするため、下腹部や腰回りの重苦しい痛みや冷えを感じます。

薬剤師がおすすめする生理痛対策

・規則正しい生活習慣

生理を引き起こす女性ホルモンの分泌は、生活リズムの乱れに影響を受けやすいものです。夜更かしを避け、しっかり睡眠時間を確保しましょう。

また、生理中ついつい手が出る甘い物ーー砂糖の摂りすぎは情緒を不安定にさせたり、体を冷やすため注意が必要です。

おやつにはホルモンの代謝を助けたり、末梢の血行もよくしてくれるビタミンEが豊富なアーモンドやナッツ類を活用しましょう。また、辛い生理痛には月見草オイルのサプリメントもオススメです。

・生理痛を緩和するスペシャルケア

毎月やってくる生理ですから、心身ともにリラックスできるスペシャルケアを取り入れましょう。

ラベンダーなどのアロマやハーブ、ストレッチもストレス発散にオススメ。子宮を支える骨盤底筋をほぐしてあげることも痛みの緩和に有効です。足を肩幅に開き、上半身を固定しながら骨盤を意識して、片足ずつ大きく回してみましょう。

もちろん、ストレスになっては元の木阿弥。生理痛がひどい時には無理をせず「気持ち良いな」と思う程度に。

・漢方薬で軽減させる

生理痛に効果的な漢方はいくつかあります。同じ生理痛の症状でも原因や体質によって処方される漢方は異なります。

例えば、イライラが抑えられないような、気の巡りが悪くなっている場合は「抑肝散加陳皮半夏(よっかんさんかちんぴはんげ)」。栄養不足やストレスで血の巡りが悪い場合には「桂枝茯苓丸(けいしょぶくりょくがん)」、冷えにより生理痛が悪化する場合は「寒凝胞中(かんぎょうほうちゅう)」などです。

まずは漢方薬局やオンライン薬局で体質診断を行い、自分に合った漢方を処方してもらいましょう。

これでつらい生理痛とサヨナラできるかも!? ぜひ、参考にしてくださいね。

教えてくれたのは…

出典: 美人百花.com

薬剤師 芝軒 千紘(しばのき ちひろ)さん

大学病院の門前薬局にて勤務後、より多くの人に健康に興味を持ってもらえるよう、パーソナルの栄養相談・指導などを行ってきた。現在はオンライン薬局YOJOにて体質に合わせたオーダーメイド漢方の提案をしている。