ヤンキースの開幕投手を務めたゲリット・コール

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● ナショナルズ 1 − 4 ヤンキース

<現地時間7月23日 ナショナルズ・パーク>

 MLBは23日(日本時間24日)、新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初の予定より約4ヵ月遅れで開幕。昨季のワールドシリーズを制したナショナルズ対ヤンキースの一戦は、6回途中降雨コールドでヤンキースが勝利した。

 ヤンキースは初回、4番・スタントンが豪快な1号2ランを左中間席へ運び先制。3回は2番・ジャッジが適時二塁打を左翼線へ運び3点目を奪った。3−1と2点リードで迎えた5回は、スタントンの右前適時打で4点目。スタントンは一発を含む2安打3打点と好スタートを切った。

 投げては9年総額3憶2400万ドル(当時のレートで約352億円)の破格契約でアストロズから移籍してきた先発・コールが、5回をソロ被弾による1安打1失点に抑え移籍後初勝利。ヤンキースは開幕戦から投打の柱が活躍した。

 ナショナルズは、先発のシャーザーが6回途中4失点で黒星スタート。打線はコールの前に、2番・イートンの1号ソロによる1得点に終わった。

 試合は6回表、ヤンキースの攻撃中、突然の雷雨により中断。そのまま再開されることなく降雨コールドゲームとなった。

 今季のMLBは、新型コロナウイルス感染拡大の影響が残るなか無観客で開幕。レギュラーシーズンの試合数は例年の162試合から60試合に減り、その内訳は同リーグ同地区同士の戦いが40試合、他リーグ同地区同士の戦いが20試合となる。