TOKIO新会社設立、松岡昌宏「昨日、山口達也に報告した」

ジャニーズ事務所は7月22日、TOKIOの長瀬智也が来年3月末で事務所を退所すると同時に、残った3人のメンバーがジャニーズグループの関連会社として「株式会社TOKIO」を設立することを明かした。この発表を受け、女性セブンは3人に話を聞いた。
【写真】昨年、単独取材に答えた山口達也。白Tシャツとジーンズのラフな姿でじっくり語ってくれた
ラフな格好の国分太一(45)・松岡昌宏(43)とは対象的に、城島茂(49)はスーツを着用。松岡は、「今日、株式会社TOKIOを法人登記しました。社判も作りました。社長はリーダー(城島)です。だからスーツなんですよ」と笑いながら明かした。
城島が社長で、国分と松岡が副社長として経営に携わる。役割分担について国分は「城島が社長で、僕が企画、広報が松岡です」と話した。
TOKIOの名前はどうしても残したい
今回の“分社化”はジャニーズ事務所では初めてのこと。長瀬に退所を告げられたことで、3人で出した決断だという。
「今年1月、長瀬から退所の意向を聞きました。これまで節目節目で、メンバー間で今後について話してきましたので、驚きというよりも、“ついに来たか”という感覚です。そこから何度も4人で話し合いました。その結果、長瀬を笑顔で送り出すことを決め、“さぁ、残った俺らはどうする?”と3人で真剣に話し合いました。辞めるのはかんたん。
でも、ジャニーさんが残してくれたTOKIOの名前はどうしても残したい、その一点で3人で考え“会社にしてはどうか”となったんです。前代未聞のことですから、(藤島)ジュリー(景子)社長には国分さんのほうから相談してもらったのですが、“とてもいいじゃない”と、二つ返事でビックリしました」(松岡)
TOKIOは2018年5月の山口達也の脱退以降、バンド活動を休止。音楽活動に熱心だった長瀬にとっては、それが苦痛で退所の引き金になった、という報道が何度もされてきた。しかし、国分はこう語った。
「今回の決定は、山口の脱退がきっかけじゃないんです。節目節目で話し合ってきたことが、こういう形になった、ということです」
山口が脱退してから、メンバーが公の場で彼について触れることはほぼなかった。しかし、山口との繋がりは断絶したわけではなかった。
国分が「僕らは今でも山口とはつながっています。改めて言う場がなかっただけで、5人の絆というのは、グループの形が変わっても変わらないものです」と話せば、城島も「変わっていないね」と笑顔でうなずき、松岡はこう話した。
「もちろん山口にも会社設立のことは話しましたよ。僕は昨日30分喋っていますから。本人もすごく応援したいと言っていますし、彼も彼なりに一生懸命頑張っていくと言っていました。今は何を頑張ればいいか具体的に彼自身が決めることですけども、彼はとっても元気にしています」
来年4月、TOKIOは3人になる。しかし、5人の絆はいつまでも変わらない。