ウイルス検査をする関係者(資料写真)=(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は28日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から62人増え、計1万2715人になったと発表した。1日当たりの新規感染者数が60人を超えるのは20日以来8日ぶり。今月に入り、新規感染者数は30〜50人台で推移していたが、20日には67人に急増。その後は増減を繰り返したが、再び60人台に増加した。

 首都圏と中部の大田市、忠清南道を中心に感染が続く中、ソウルの教会での集団感染も拡大の様相を見せている。

 この日の新規感染者62人のうち市中感染は40人で、海外からの入国者の新規感染が22人だった。

 市中感染は40人のうち首都圏で26人(ソウル市13人、京畿道13人)の感染が判明した。そのほか、大田市は6人、光州市4人、全羅南道3人、忠清北道1人。首都圏で感染者が増加したのは、教会で集団感染が続いているためとみられる。

 一方、新たな死者はなく、計282人。

 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。