台湾、2機関3社でワクチンを開発中 年内に臨床試験開始へ 新型コロナ=写真はイメージ、ピクサベイから

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(台北中央社)中央感染症指揮センターは3日、台湾の研究機関2機関とバイオテクノロジー業界の3社が新型コロナウイルスワクチンの開発を進めていると明らかにした。多くは年末までに臨床試験を開始する予定だとしている。

指揮センターの梁賡義・研究開発チーム長によれば、国家衛生研究院が開発中のワクチンは早ければ今秋にも臨床試験に入れる見通し。

治療薬に関しては、国内の学術研究界が候補の研究開発を積極的に進めていると説明。抗ウイルス薬「レムデシビル」については、今週中にも条件付き薬物許可証を交付する予定だとしている。

(張茗喧、許秩維/編集:名切千絵)