ガットゥーゾ監督の妹フランチェスカさんが37歳で逝去…ミラン職員として14年間勤務

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ナポリを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督(42)の実の妹であるフランチェスカさん(享年37)が逝去したことがわかった。イタリア『コッリエーレ・デッラ・セーラ』が伝えている。

フランチェスカさんは今年2月初旬に体調を崩し、地元ヴァレーゼの病院へ緊急入院。そして、2月3日に行われたサンプドリア戦後にその知らせを聞いたガットゥーゾ監督は試合後の公式会見を欠席し、すぐさま妹の元へ向かっていた。

その後、集中治療室での懸命な治療が行われていたものの、3歳の愛息を残して37歳という若さで急逝した。

なお、フランチェスカさんはガットゥーゾ監督が選手、監督として多くの時間を過ごしたミランの練習場ミラネッロの職員として14年間務めていた。

そして、ガットゥーゾファミリーと強い絆を持つロッソネロは、フランチェスカさんの訃報を受けて、哀悼の意を表している。

「ガットゥーゾファミリーはいつでもACミランの心の中にいます。私たちのチャンピオンであり、かつての指揮官のリーノ(ガットゥーゾ)の妹であるフランチェスカは、そのポジティブなエネルギーと陽気な性格によって、ミラネッロと私たちの心の中に決して消えることがない思い出を残してくれました」

「フランチェスカは14年間、クラブの職員として働いてくれました。リーノをミラネッロへの情熱を彼女に伝え、彼女はいつでもロッソネリの価値観を受け入れ、大事にしてくれていました」

「彼女の死はクラブ全体に非常に大きな痛みを与えています。それでも、フランチェスカの魂、情熱、その笑顔は永遠にクラブの一部として残り続けます。親愛なるリーノとガットゥーゾファミリーに心から哀悼の意を表します」