「シャープのマスク」購入殺到で、同社のIoT家電がダウン
シャープが本日(4月21日)個人向け販売を開始した自社製マスクに購入者が殺到。販売サイトがダウンしたほか、スマートフォンと連携する同社のIoT家電も一部機能が利用できなくなっています。SNSにて報告が寄せられています。


影響を受けているのは、クラウド連携や、スマートフォンから家電を操作できる「AIoT」(AIとIoTを組み合わせた造語)に対応した家電。なお、対応家電でも本体のボタンや、リモコンでの操作は問題なく行えるようです。

シャープは個人向けマスクを自社ECサイトの「COCORO MEMBERS」で販売しています。同サイトがダウンしたことで、同サイトの「COCORO ID」に紐づくシャープのAIoT家電が巻き込まれている可能性があります。
Engadget日本版編集部は現在シャープに詳細を問い合わせており、返答があり次第追記します。

(追記:2020/04/21 11:53)シャープの広報担当者は『現在確認中』としています。なお、SNSでは復旧したとの声も寄せられています。

(追記:2020/04/21 15:53 )シャープの広報担当者によると、IoT家電の障害は、マスクを販売する自社ECサイトの「COCORO MEMBERS」へのアクセス過多が要因であるとのこと。このため、AoT家電のうち、スマートフォンやクラウドと連携する機能へのアクセスがしづらくなっているといいます。詳細な原因については現在も調査中としています。

(追記:2020 /04/21 17:51)認証ページとマスク販売サイトが共通のサーバーであることが原因であったとCNETが報じています。