長野LのなでしこジャパンFW横山久美がワシントン・スピリッツへ! 2度目の海外挑戦

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AC長野パルセイロレディースは19日、なでしこジャパンFW横山久美(26)がナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ(NWSL)のワシントン・スピリッツへ完全移籍することを発表した。

十文字高校を卒業後、岡山湯郷Belleに入団してキャリアをスタートした横山。2014年に長野Lに加入すると、2017年7月から2018年6月までフランクフルトへ期限付き移籍した。昨シーズンに長野へ復帰すると、今シーズンはなでしこリーグで18試合5ゴールを記録。だが、チームは9位で終え、なでしこリーグ2部2位のセレッソ大阪堺レディースとの入れ替え戦の末、2部降格が決定している。

2度目の海外移籍を決断した横山は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「今シーズンをもってAC長野パルセイロ・レディースを退団することを決めました。今年は、この5年間で一番苦しかったシーズンでした。キャプテンとして、チームのエースとして、なでしこ2部へ降格という結果になってしまい、申し訳ない気持ちで一杯です」

「勝ちたい!! 誰しもがそう思うのが普通です。ただ、勝つために何をしなければならないのか、そこを追求していくことが自分を含めて選手1人1人が甘かったことが、今年の成績になってしまったと思います。パルセイロ・レディースは、まだまだ発展途上のチームです。若い選手が多い中、今年はチームとしても、個人としても、たくさんの経験をさせていただきました。悔しかったり、試合に勝つことがどれだけ嬉しいのか、この経験を糧に、そして長野のために、これからがんばっていってもらいたいと思います!」

「最後になりますが、毎試合、なかなか勝てていなくても足を運んでいただき、試合に負けても拍手で迎えてくれる多くのファン・サポーターの皆さん、そんな皆さんが私の誇りです」

「そして、5年間という長い間ご指導をいただいた本田監督、スタッフの皆さん、喜怒哀楽を共にしたチームメイトたち、本当にありがとうございました。 "がんばれ! AC長野パルセイロ・レディース"」