最大輝度3000カンデラ、京セラ試作「マイクロLEDディスプレー」がスゴい
液晶ディスプレー開発・製造の旧京セラディスプレイ(滋賀県野洲市、2018年に京セラに吸収合併)が持っていた高速応答性のある低温ポリシリコン(LTPS)技術を活用し開発した。LTPS薄膜トランジスタ(TFT)基板上に、数十マイクロメートル(マイクロは100万分の1)角のマイクロLEDを約20万個実装し、カバーガラスやカバーフィルムで上部を封止する。厚みは0・7ミリメートル。
矢野経済研究所(東京都中野区)が19年4月に公表したマイクロLEDディスプレーの世界搭載台数予測では、17年にソニーが「クレディス」を採用したディスプレーを発売したことで、マイクロLEDディスプレーの市場が形成。21年頃からは一部のスマートウオッチや拡張現実(AR)・仮想現実(VR)機器向けに採用が始まり、27年の世界搭載台数は1083万台と予測している。
