大坂なおみ【写真:Getty Images】

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全米オープン3回戦での振る舞いで得た賞金全額を寄付することを表明

 テニスの4大大会最終戦・全米オープンの4回戦で敗れ、大会連覇を逃した大坂なおみ(日清食品)がツイッターを更新。「全米オープン・スポーツマンシップ賞」の賞金5000ドル(約54万円)を全額寄付することを明かした。

 大坂は3回戦の15歳コリ・ガウフ(米国)に勝利した後、号泣したガウフのもとに歩み寄って慰め、さらに共にインタビューを受けるように促し、会場から喝采を浴びた。この振る舞いがスポーツマンシップのお手本に値するとして、受賞が決まっていた。

 寄付先を指定できる賞金5000ドルが送られることが決まっていたが、大坂はツイッターで「バハマでの救助活動を支援するため、赤十字に寄付するつもりです」と明かした。

 カリブ海の島国バハマにはハリケーン「ドリアン」が直撃。バハマの全人口の約17パーセントにあたる、約7万人が住む家を失ったと伝えられており、50人の死者が確認されているという。

大坂の行動にファン感銘「だからあなたが選ばれたの」

 大坂のこの素早い行動に海外ファンも感銘を受けた様子で、コメント欄には称賛の声が上がっている。

「ナオミ、君は素晴らしい」
「なんて素晴らしい若き女性!」
「ありがとう。素敵な行い」
「おめでとう、ナオミ」
「一流の行い!!」
「だからあなたが選ばれたの」
「アメージング! 模範的行い!」
「素晴らしい決断」
「あなたのファンであることを誇りに思う」。

 災害救援と復興支援のために一肌脱いだ大坂。1日も早い事態の収拾を祈っている。(THE ANSWER編集部)