毎月1日は映画館でお得に映画を楽しめる「ファーストデイ」。気になる上映作品は?

国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)の評価やレビューをもとに、9月1日(日)に上映中のおすすめ最新映画6作品をご紹介します。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

『ヘイトフル・エイト』や「キル・ビル」シリーズを手掛けたクエンティン・タランティーノ監督がメガホンを取り、レオナルド・ディカプリオとブラッドピッドの夢の初共演が実現。

1960年代のハリウッドを舞台に、TVでの人気のピークが過ぎ映画スターを目指す俳優・リックと彼の付き人でスタントマンのクリフの友情と、当時隆盛を誇ったハリウッドの光と影、そして1969年8月9日に実際に起きた事件を描く。

Filmarksユーザーからは、「メインの2人はいつまでもいつまでもかっこいい」「ラストは、これぞタランティーノ!という感じでめっちゃ興奮した」「シャロン・テート事件についてさわりだけでも調べてから見た方が、映画の背景が理解出来て良いと思う」などの感想が寄せられている。

『トールキン 旅のはじまり』

世界中で愛される冒険ファンタジー小説の金字塔「指輪物語」(映画『ロード・オブ・ザ・リング』)、「ホビットの冒険」(映画「ホビット」シリーズ)の原作者J・R・R・トールキンの前半生を描く伝記映画。

神話上の生き物たちが活躍する心躍る世界観や美しい物語は、どのように生み出されたのか? これまでほとんど知られていなかった作家トールキンの半生を通じて、壮大な冒険ファンタジー創造の原点と秘密が明かされる。

「トールキンの作品をあまり知らないという人でも楽しめる」「こんな素敵な人が、こんな背景と想いを元に書いたなんて…」「2回目観ても泣ける自信がある」など。

『引っ越し大名!』

「超高速!参勤交代」シリーズ原作の土橋章宏の時代小説「引っ越し大名三千里」を『のぼうの城』の犬童一心監督が実写映画化。主演の春之介役に星野源、前任の引っ越し奉行の娘である於蘭役に高畑充希など、豪華キャストでおくる引っ越しエンターテイメント。

財政が逼迫する中、幕府から豊後(大分県)の日田への国替を言い渡された姫路藩藩主は、これまでにない遠方への引っ越しに頭を抱え、書庫番である春之介の博識にかけて彼を「引っ越し奉行」に任命する。突然の大役を任された春之介は、国の存亡をかけた超難関プロジェクトを成功させることができるのか!?

「久しぶりにコメディ映画でお腹抱えて笑いました。そしてほろっとする」「時代劇?と食わず嫌いをしたら絶対損」「現代の会社勤めとしても、上の無茶振りとか共感出来る部分が多くて楽しめました」など。

『ブラインドスポッティング』

カリフォルニア州オークランドで生まれだ育った黒人と白人の幼馴染二人が、人種の違いや貧富の差、変わりゆく地元を通じて、次第に二人の関係が試されていくヒューマンドラマ。

黒人のコリンは保護観察期間残り3日を無事に乗り切らなくてはいけないが、幼馴染で問題児のマイルズの予期できぬ行動がそのチャンスを脅かすことに……。バラク・オバマ元米大統領が2018年度ベストムービーに選出。第34回サンダンス映画祭グランプリノミネート他、数多の映画祭でノミネートされた。

「パンフレットの写真だけでは伝わらない社会風刺がこの映画にはあると思う」「バディもの、黒人差別、ブラックコメディ、心理サスペンス…色んな要素が95分に詰まっている…まさに期待してた通りだった」「心にグサっと刺さる」など。

『やっぱり契約破棄していいですか!?』

死にたい小説家とクビ寸前の殺し屋、それぞれの思惑とやり取りの中に、人生を生き抜くヒントが詰まった痛快ブラックコメディ。

本が全く売れず自殺を繰り返すも死ねない小説家・ウィリアムは、偶然出会った殺し屋レスリーに自分の殺人を依頼。しかしその直後、ウィリアムのもとに美人編集者から本を出したいと連絡が入る。生きる希望が湧いたウィリアムはレスリーに「やっぱり契約破棄していいですか!?」と伝えるが……。

「人生って色々あるなって思える素敵な映画」「ゆるゆる笑える死の切迫感」「オチがなるほど..!ってなった。いい終わり方」など。

『おしえて!ドクター・ルース』

ドイツ生まれ、ニューヨーク在住90歳、職業はセックス・セラピスト。アメリカで一番有名な「お悩み相談」ドクター・ルースことルース・ウェストハイマーに迫る、チャーミングでパワフルなドキュメンタリー。

ホロコーストの孤児、元スナイパー、シングルマザー、3度の結婚。波乱万丈な経歴を持ちながらも、ポジティブに自分らしく活躍する彼女の言葉が悩む人たちの背中をそっと押してくれる。

「観終わったあとにハッピーな気分になれる映画でした」「老若男女様々な人に見てもらいたい」「正にこんな人間になりたい、こんな風に年を取りたい、って思わせてくれるような女性だと思う」など。

お得に楽しめる9月1日は映画館へ! 

【文/真央masao】

※地域によって公開時期・上映館の有無は異なります。※記事に掲載されているFilmarksユーザーのレビューは2019年8月30日時点のものです。

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