三菱ケミカルが米国に作る新工場、建設費高騰でモジュール工法に
三菱ケミカルは米国でシェールガス由来のエチレンを原料にしたメタクリル酸メチル(MMA)モノマー工場の新設を検討してきたが、建設費高騰により計画は進んでいなかった。モジュール工法により、安価な原料の利点をフル活用した競争力の高い拠点としたい考え。
透明樹脂原料のMMAは家電や自動車部品などさまざまな用途に使われ、三菱ケミカルは約40%の世界トップシェアを持つ。足元は米中貿易摩擦の影響で需要が減少しているが、通常は世界GDP(国内総生産)を上回るペースで伸びる。
越智仁三菱ケミカルホールディングス社長は、8月上旬に開いた懇談会で、「米国のMMA新工場は、(21年から始まる)次期中期経営計画の重要テーマ」と語っていた。
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